「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

稽古場デビュー

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かんじゅく座の稽古場に復帰。
１１月末から１２月半ばにかけての出張公演の準備のラストスパートです。
ここまで２か月、代講を務めてくださった３人の女優さんが
丁寧に作ってくださったものを
うまく引き継いで、本番につなげてゆきたいものです。

で、何が大変って・・・・
子連れです。
保育所は悉く落選したので
みんなの協力のもと、稽古場で過ごすことに。
朝のラッシュをどうするか・・・・
ひとつ駅を戻って始発で行くなど工夫が必要です。

稽古中に中断されることがないように
今日は稽古前に授乳とオムツ替えを済ませておきました。
ま、それでも泣くんですけどね・・・・。
ゆりかご的なものがあればいいと思って
バウンサーを、レンタルしてみました。

思いつく準備はできる限りやっておいたつもりですが
さて、どうなることやら・・・・

幸い、座員たちが暖かく迎えてくれましたが、
これも、赤ちゃんの持つパワーでしょうか。
しかし、甘んじることなく、
稽古はきちんとこなし、今まで以上に
いい舞台を創る努力をつんでゆかなければと、
心に決めた今日でした。

２か月の赤ん坊が、どれほど理解しているかはわかりませんが
稽古中の演目、宮澤賢治の「どんぐりと山猫」「雪わたり」を
何度も何度も鑑賞することができて
なんという幸せな環境なのだろうと思いました。

休み時間になれば、声をかけてもらえ、
泣けば心配してもらえて
もう、おじいちゃんとおばあちゃんが、いっぱいです。

そのうち、セリフを誰よりも早く暗記して
全部の役のプロンプなんてやり始めるんじゃないかといったら、
座員が
「エマさんもダメ出しされますよ」
ははは。ありうるかも、ですね。

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Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ｜2016-11-02 19:07