急にいただいた、アクセスコーディネーター講座のお仕事、
強行突破で2回、終了しました。
私が始めた頃は、「劇場のバリアフリー活動」なんていっていましたが、
最近は「アクセスコーディネート」なんですね。
募集期間が短かった割に、たくさんの方が参加してくださって、
いろいろな人が必要性を感じているんだなと感じました。
私は技術というより、マンパワーでできることを探ってきたので
特別な資格などがなくても、どこまでできるのか、
受講者の皆さんが選択肢を持てるようにしたいと思いました。
先日、障がい者が被害を殺傷される恐ろしい事件があったこともあり、
「共に生きる」存在としての意識が高まりつつあると思います。
皆さんと話していてよく耳にするのは
「最近障がい者を見かけることが多くなった」ということば。
これは、実際に障碍者の人数が増えたのではなく
意識が開いてきたのだと思います。
私がぎっくり腰をしたことで、
「世の中の接骨院の多さにおどろいた」のと同様、
障碍者に関わったり
障碍者問題を考えることで、気づくようになったのだと思います。
1時間45分を2回。
ほんとうに、短く、かけあしで進めてしまいましたが
今回は「きっかけつくり」として、
また、深く掘り下げたい方々と一緒に
考えて行ければと思っています。
なるべく積極的に声を出していただいた2回目ですが
講座後のお茶会でも参加者の意識や思いがわかって
興味深い2日間でした。
たくさんの劇団が、前向きに検討してくださることを祈っています。
採算が合う、合わない、というだけの判断でなく、
やはり、芝居をいろいろな方に楽しんでほしいから・・・・・
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2016-08-09 22:10
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