高円寺教会ではじまった子供食堂に、お手伝いに行きました。
前々から興味があったのですが、
身近な場所で実施されることになり
ようやく実現です。
さぼり気味な教会通いも
こういう活動があれば、行く気になります。
いってみると、わたしがイメージしていたようなもの、
つまり、「貧困家庭の子供たちが集まってきて、ご飯をおなかいっぱい食べて帰っていく」
というイメージとはだいぶ違い、
通りすがりに看板を見て入ってくる人がほとんどでした。
もちろん、周知がこれから、ということもあるでしょうが
子供食堂といいながら、半分以上が大人、しかもけっこう高齢者がおおかったのは
なんとなく世相を表しているような気がいたしました。
まあ、いろいろな年代の人がともに食事をするというのは
いいことですね。
果たして、今日は私の悪い癖が出てしまいました。
今日のメニューはキーマカレーにサラダ、デザートの果物。
子供食堂に来てくださった親子連れに対して
子供には少な目によそい、足りなかったらお代わりしてもらって、
大人には普通に1人前よそいます。
子供がおかわりしてくれるのは、なんともうれしいことです。
・・・・・が!!!!
その横で、大人が、カレーを半分以上残しているではないですか!!!
私の「目くじら」が、鯨だけに立ちすぎてしまいました。
「残すんですか?」(けっこう冷ややかにいってしまった)
「はい」
なんと、相手は平然とした顔をしているではないか!
どうでしょう、これ。
そもそも、子供食堂って、ご飯を食べられない子供たちへの支援策。
いま、これだけ世界中で貧困が進む、その裏にあるのは
大量の食品廃棄なのではないですかっ!?
なんという矛盾した子供食堂でしょう。
この「食べ物を残す」で、いままで何度他人ともめたことでしょう。
私が、かんじゅく座のうちあげを絶対にレストランや居酒屋でしないのは
食の細くなった高齢者の、食べ物を粗末にする態度が見ていられないからなのです。
まるで、私が小姑。
「もったいない」と、会話もそっちのけでお皿に残ったものを食べることになります。
持ち帰ろうとすると「衛生面がどうたらこうたら・・・・」
なにを言っとるか!
普段添加物いっぱいのものを食べておいて、いまさら衛生?
もっと体に悪いものを食べているじゃないか!
のこすくらいなら注文するときに「少なくしてください」って言えばいいんです。
ですから私は、衛生面とか店の人に言われないように、
稽古場の調理室でご飯を作り(持ち寄りして)座員にはタッパーを持参させ
ぜったい捨てない!勢いで、打ち上げをしているのです。
・・・と、こんな具合に私は食べ物を残すことが大嫌いです。
が、な~~~んと、今日は、お代わりしている子供の目の前で、
大人が堂々と残しているではないかっ!!!
子供よ、まず、そのお父さんの残しているご飯を食べなさい!
と、言いそうになってしまったよ・・・・ったく。
子供が食べきれない、とわかっている親は
あらかじめ少ない人数分の食券を買ってくださるのですが
「もったいない」精神のかけらもない親がいるのも事実。
今度から、丸亀製麺みたいに、
注文する方の目の前でセルフでよそうっていうのはどうでしょう。
食べられる分量だけ、よそえば
今日みたいに大量にご飯を残すことも無くなるのでは・・・・
そして、私の目くじらも、これほど立たないのでは・・・・
今日、私がぎろっと睨んでしまったオッサンには、
せっかくご飯を食べた後で、いやな思いをさせてしまいました。
反省と、ゆるせん!!という思いが、いまだに混ざっております。
「そこまで怒らんでも・・・・」と、あなたは言うでしょう。
しかし、こればかりはね、もうダメなんです。
既婚となったいま、でかい声では言いませんが
「ご飯を残さない」
「死刑に反対」
「ディズニーランドが嫌い」
これが、私が生活のパートナーに求めていた条件でした。
もちろん今の夫は楽々クリアです。
というわけで、
今後の子供食堂には、廃棄を増やさない工夫を
くれぐれも怒らないように、提案してみたいと思います。
(たったこれだけのことを言いたいだけで、
また思い出しイライラしているワタクシ・・・・・)
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2016-06-19 02:02
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