舞台の大道具は、作るのもお金がかかるけれど、
捨てるのにもお金がかかります。
お金がかかるだけならまだしも、やはり、大量の資源が
単なるゴミとなっていくのには、心が痛みます。
それで、また使えそうなものは稽古場に取っておいたりするのですが
これがあっという間にキャパを超えてしまうので
やはり、どこかで処分をしないことには
次の作品作りに支障が出るわけです。
場所さえあれば、とっておきたい・・・・・という人は
たくさんいるでしょう。
でも、倉庫代と比べてみると
結局、とっておくより、捨てるを選ぶ人が多いのではないでしょうか。
今日、お世話になっている演出の方から
「布が大量にあるんだけど、いらない?」というお電話をいただきました。
捨ててしまうというなら、たとえ舞台セットとして使わなくても
雑巾だったり、雑黒だったりで使えないかな・・・・
そう思って、見にいくと、
4種類の色違いで、様々な大きさ。
さあ、どうしたものかと考えていると
その演出家が、全部の寸法を書いてある用紙と、
実際にこの布を舞台で使っていた写真を持ってきてくださいました。
なるほど・・・・・
それをみたとき、来年春に企画している舞台で
こうやって使おうか・・・という発想が浮かびました。
春まではまだまだ時間がありすぎますが
使い道が決まっていれば、なんとか場所を作れそうな気がしてきました。
私の稽古場に置いてあるものも、こうやってきちんと管理しておけば
使ってくれる人がいるかもしれない・・・・・
今回、もしあの布が、雑然と段ボールに入っていただけなら、
私はもらってこなかったかもしれないのですが
ああやって整理して、サイズまで書いてあったことで
もらおうという気持ちになったわけです。
整理、管理って、意外と大事かも・・・。
さて、ここでリサイクル情報。
迷彩のつなぎ(ジャンプスーツ)が17着あります。
どなたか、いりませんか?
サイズは・・・・あ、だめだ、控えてなかった。
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2016-06-22 21:09
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