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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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みじゅく座で「おこんじょうるり」

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11月1日、横浜で半年間続いたフォーラム南太田での
シニア向け演劇WS集大成として、
「おこんじょうるり」を上演しました。
14人の熟女による、大奮闘。
9年前にかんじゅく座ではじめて同じ作品をやった時を思い出しながら
しかし、それを繰り返すのではなく、
新たな「おこんじょうるり」を探すための時間でした。

この話を私がなぜ何度も取り上げるかというと
主人公の婆様に、人間の美しい部分や汚い部分、ずるい部分、
そして優しい心根が、ぎっしり詰まっていて
そんな人間臭い婆様が、子狐と一緒に住むことで
変わってく様子が、生き生きと描かれているところが
大好きだからです。
小学生の時に出会った本ですが、いまも変わらぬ感動があります。

朗読劇にしたのですが、衣裳や髪型など、
低予算ならではの工夫がかえって味になり
素直な作品に仕上がったと思います。

婆様とおこんは、ダブルキャストでした。
前半と後半で分けましたが、どちらの演者も大奮闘。
稽古最後の2日間での上達は目覚ましいものがありました。
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おこんは、かわいらしい小柄な女性が演じました。
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2役演じたNさんの演じた「腰元」、
髪の毛は黒いタイツをつかった傑作。
何度見ても笑ってしまいます・・・
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ナレーションのYちゃん、早口が癖だったのに、
本番ではゆったりと情感あふれる語り口に。
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これは本番前に撮った集合写真です。
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本当は終演後の達成感に満ちたお顔を撮影したかったのですが
片づけを急がなければならないとかで
前に撮りました。
いい仲間たち。初対面だったのが信じられないような
チームワークの良さがありました。

お土産。
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みかんとチョコは、自分で買ったものですが
かんじゅく座の座員が差し入れてくれたドーナツや
Nさんが最後に手渡ししてくれた縁起物の5円玉など
嬉しいお土産でした。

「初舞台」というのはいいものです。
まさに、初心に帰れる瞬間です。
喜びも、緊張も、後悔も、「初舞台」は美しいです。
14人の、よき思い出になることを心から祈っています。

みんなと、企画してくださったフォーラム南太田のKさんに
こころから感謝します。
ありがとう!おつかれさまでした!
こ~~~~ん!!

Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2015-11-01 23:11

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