かんじゅく座が、信濃町シニア活動館での出張公演を行いました。
かれこれ5回目になるでしょうか。
館長さんのご配慮で、児童をたくさん呼んでいただいたり、
広報にも載せていただき、客席はにぎやかになりました。
いろいろな世代、立場、境遇の人が
客先を埋めている状態を目指す私としては
本当にうれしいことです。
退団した座員や、水曜チームのみんなも、応援に駆け付けてくれました。
さて、出来栄えは・・・・
いやぁ、よくぞ、ここまでセリフをわすれるもんだと
感心するくらいすっ飛ばし、つっかえ、戻り、を繰り返し
やっとこさっとこ終演しましたが
奇跡的に子供たちが本当に真剣に観てくれました。
あとで保育士さんに聞いたところによると
近いうちに学芸会があるとかで
「今日は前勉強」のつもりで観に来てくれたそうです。
ひょっとして反面教師・・・?!
しかし、この顔を見ていただければ・・・
芝居上のミスなどは、まあ、大したことではないですね。
異世代交流、これにつきますね。
座員たちは、自身の孫と、日頃から交流しているとは思いますが
やはりこういう場に遭遇すると
新鮮な喜びを感じるのでしょうか。
こういう瞬間が、企画者の私としては、一番ほっとする瞬間です。
あと7か所の出張公演(おしかけ公演?)が残っています。
保育園4か所、高齢者施設2か所、障がい者施設1か所です。
行く先々で、座員にたくさんの出会いがあることを願っています。
稽古場で伝えられない大事なことを、教えてくれるのは、
やはり、お客さんなのです。
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2015-10-31 22:10
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