かんじゅく座の稽古では振付が始まった今日、
私は外部出演で一人芝居の稽古が始まりました。
5作品の一人芝居を2チームに分けて10回公演。(←ややこしいね)
私の出番は5回です。
40人しか入らない小さな劇場ですが
やるからにはしっかりやろうと、思っています。
公演詳細は次回のブログに掲載するとして
今年の夏を振り返ってみます。
3本の観劇支援のお仕事(音声ガイドや構成台本つくり)と、
3つのワークショップに参加し
いろいろ学んだ夏でした。
新しいことをやっていたわけではないのですが
今までやっていたことを、新たな仲間と一緒にやってみることで
今までになかった刺激や発見や課題が見つかった気がします。
そしてそれらの活動を通して
やはり自分は演劇の現場が好きなんだということを再確認し、
さらに、
演劇を続けてゆくために、社会のことを真剣に考えなければという思いは
ますます強くなってゆきました。
8月31日の朝のニュースでは
その前日の国会前の様子がまったく放送されませんでした。
かわりに、福山雅治のコンサートの映像が流れ
ものすごい人数が歓喜に沸いている画を目の当たりにして
国会前のデモはまだまだだな・・・・なんてため息をついておりました。
100人前後の客席数でおこなっている私の演劇なんぞは
微力もいいところです。
そんなときに勇気づけてくれるのは、同業者、同志です。
いい芝居を見ると、それが小さい舞台であるほど
私もいい作品をつくりたい、と思う。
不思議なものです。
この夏、私の胸にググッと刺さったすばらしい舞台は2つ。
藤田貴大さん作演出の「COCOON」と
石原燃さん作、占部房子さん主演の「夢を見る」です。
どちらも、戦争ががっつり絡んだお話でしたが、
これまで見た戦争ものとは全然違うタッチで
圧倒されるものがありました。
いっぱい感じるところがありました。
学んだことや、人との出会いや、失敗したことも併せて
忘れがたい夏となりました。
ありがとうございました。
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2015-09-02 01:01
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