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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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「全国シニア演劇大会in仙台」レポート~縁の下の力持ち編~

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どんな現場にも、裏で一生懸命働いてくれる人がいます。
一番大変な部分を、引き受けてくれる人がいます。
演劇はまさに、そういう人たちに支えられています。
舞台の上の華やかな世界は、
地味で地道な作業の上に成り立っているのです。

今日は仙台大会で、涙ぐましい働きをしてくれた、
まさに縁の下の力持ちにスポットを当てたいと思います

(交流ホールのレポートはまた次回にしますので、そこで活躍してくれた
スタッフさんたちについてはその時に・・・・)

写真は、ほとんどが、映像の記録をしてくださっていた
桐嶋さんの撮ってくれたものです。

大会の準備は、2014年の2月から始まっているのですが
特に長くかかわってくださっているのがこのお二人。
せんだい演劇工房10-BOXという、稽古場集合体の工房長を務める山木さん(右)
そして、私とともに、一番大変なポジションで動き回ってくださった高橋さん(左)です。
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この二人なくしては、仙台のスタッフは集まらなかったといっても過言ではありません。
仙台の演劇人たちから信頼の熱いこのお二人が
こんな性格の私を受け入れてくださり、様々な交渉をしてくださったおかげで成り立ちました。
大感謝!です!
八巻さんは開会式と閉会式で皆さんの前に立たれましたが、
私は閉会式で、高橋さんも舞台上に引っ張り上げたい気持ちでした。
それくらい、彼の尽力はすごかったのです!!!!

6月4日の仕込の日、12時からスタッフミーティングをしました。
シアターホール、交流ホール、受付、楽屋、それぞれの責任者が流れを確認します。
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舞台裏はこの方、石井さんがまとめてくださいました。
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各劇団との2か月に渡る打ち合わせは、大変なものです。
台本を読み、各劇団が地元でやっているのと同じように表現できるように
至れり尽くせりの努力をしてくださいます。
舞台の上だけではありません。
搬入の際の駐車場の手配、荷物の発送なども仕切ってくださいました。

司会を担当してくれたのは豊島豪さん。(右)
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初の挑戦にもかかわらず、まじめに、真剣に取り組んでくれました。
彼のピュアな感性と素直なインタビューは、好感度抜群でした!
7日に涙ぐんでインタビューしたときには、客席のおとうちゃん、おかあちゃんたちは
もらい泣きしていたよ!!
ちなみに、写真左側の庄子さんは、劇団まんざらの代表の方です。
広報に尽力してくださいました。

参加劇団全員に、すばらしい希望をくれたのが
ジュニア審査員たち。
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合計5名の応募の中でもこの3名は、閉会式で、感想を言ってくださいました。
そのまっすぐな目線に、劇団員たちは「もっとがんばろう!」という
次回への希望をもらったでしょう。
当初の目的は「若い人にも見てほしい」という、
どちらかというと、高齢者からメッセージを渡したいというようなものでしたが、
終わってみると、
私たちはこのジュニアの存在に支えられた、背中を押してもらった結果になりました。
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ずっと取材し続けてくださった記者さんの存在も大きな力になりました。
シルバーネットのCさん
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そして、写真はありませんが、河北新報のNさんは、直前や、当日にも
書いてくださいました。
新聞記事になるというだけで、出演者たちは大喜びなのです!!

記録を撮ってくださった方は全部で7人。
写真は4名の男性が。
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そして映像は桐嶋さん含め3名の方が
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いま、一番大変な作業をなさっているところでしょう。
dvdや写真データが手元に届くのが楽しみです。

長きにわたってお世話になった方と言えば、この方!
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宣伝美術の小関さんです。
ロゴ作成から始まり、チラシ、ポスター、Tシャツ、当日パンフ・・・・
特に当日パンフは死にそうなスケジュールの中で細やかな作業をしてくださり
6月4日、劇場に出来上がったパンフレットを届けてくださいました。
そして、大会当日もTシャツを着て、会場にあらわれ、
沢山の芝居を見てくださいました。
ここまでかかわっってくださるデザイナーさんなんて、初めてです。

写真はありませんが、昨年からいろいろと相談にのってくださった、
ヒューマンネットワーク仙台の鈴木さんという存在も忘れてはならない存在です。
私の当初考えていた仮設住宅からシニア劇団プロジェクトに
おもしろいかも・・・・と、のってくださって、
車で複数の仮設住宅に連れて行ってくださいました。
いろいろな点で彼の期待には応えられない結果となりましたが、
それにもかかわらず、協賛会社まで探してくださいました。

交流ホールで助けてくれた若者たちは、次回のレポートにさせていただきますが、
もうひとり、私の傍で、いつも助けてくれる存在が・・・・
6月7日の写真ですが
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一番前で上を向いている女性、私と共に、東京から行ったスタッフの遠藤さんです。
関係者のチケット管理に始まって、当日はずっと楽屋のお世話係をしてくれました。
すごく大変で、かつ重要なポジションです。
私より7歳も若いのに、おちついた、しっかり者。
しかも、私と5泊も部屋を共にしても、嫌な顔せず過ごしてくれました。
寝言がうるさかったようでごめんなさいね。

とにかく、数えきれなスタッフに支えてもらい、知恵をもらいました。
こんな大きな劇場で、できるんだろうか・・・・という、1年前の不安を
彼らが払しょくしてくれたと言っても過言ではないでしょう。
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いまでは、こわかったこの広さが、なつかしく、愛おしいです。

次に続く・・・

Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2015-06-12 11:11

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