大会期間中、同じフロアの交流ホールを、休憩その他で使おうという企画は
かなり前から上がっていました。
わたし自身、芝居を観終わった後に、ちょっとビールを飲みながら
今見た芝居について、話したい、聞きたい、という気持ちになることがあるし、
芝居が作り出すコミュニケーションの一助になれば、と思っていました。
ここでは、展示物や幕間余興もやろうという話がまとまっていたのですが
当初、私が考えていたのは、ちょっとしたお立ち台に
お祭りにあるような特設ステージ、
そして、暇つぶしにできるような展示コーナーというものでした。
ところが!この人が!
はい、仙台のARCTの澤野正樹さんです。
彼が美術家、大沢佐智子女史に発注し、
こんな場所が
6月4日の仕込で
こんな作業を着々とすすめ
こんなことになってきて、
何と本番は、
こんなことになっていました~~~~~~~~っ!!!!!!
どうやら、キャバレーをイメージしていたそうで
シニアなら「赤ちょうちん」と思っていた私は
ミラボールに、度肝を抜かれました。
この写真は、幕間余興で元気に暴れてくださった「シニアチアガール」サークル
名付けて「パッション&ハーモニー」の皆さんですが、
この後が凄くて・・・・
チアリーダーが、澤野君、舞台監督、そしてお客さんと、どんどん舞台に引っ張り上げて
「みんなでおどりましょ~~~!やったもん勝ちよぉ!」
という圧倒的な女子パワーを炸裂させてくれました。
竹細工趣味の会で参加していた、会長の庄子さんまで
この調子です。
あらよっと・・・!
幕間余興と言えば、今回の目玉は、なんといっても「あっぺとっぺ」です。
今年1月に、ゆるゆるっとスタートした
この新人シニア劇団あっぺとっぺについては次号で詳しく書くとしまして
これだけ生き生きのびのび動ける4人に、お客様からは惜しみない拍手が送られました。
ご尽力くださった、野々下さん、横山さん、小濱さん、
その他サポートチームの皆様、ほんとうにありがとうございました!!
ここでの交流会は、
若手スタッフたちの尽力により、
豪かなバンド演奏や、福祉劇団鶴亀さんのモミノキ音頭、そして
皆が仲良くなれるようにという座席シャッフルまで、さまざまな工夫を凝らして
計画されました。
こんなに時間をかけてくれていたことを、
シニア劇団の人たちは知らないと思いますが、
かれらが、この大変な作業を楽しんでくれたことが
若さであり、美しく、かけがえのない瞬間だったと思うのです・・・・
乾杯の音頭は今回最年長の石見国くにび18座さんの座員さんによって
行われました。(写真が下手ですみません)
交流ホールではユニバーサルファッション繕さんや、竹細工の展示、
八丈島から遠路はるばる「明日葉」を紹介しに来てくれた山田さん、
地元の老舗お菓子屋さん「中鉢や」さん、などなど
みんなが、場を盛り上げる力を暮れました。
ひょっとすると、こっちがメイン会場になってしまうのでは・・・なんて、不安がよぎったほど
楽しい交流ホールとなりました。
交流ってなんでしょう・・・・・
言葉でいうと陳腐ですが
夢中だった4日間を終えて、いま思えるのは、
「そこにいた」ということ。
これが、ネットの広く浅い付き合いには、かなわない、
交流の大前提のような気がしました。
若手スタッフのみなさん、本当にお疲れ様でした!!!!!!
ありがとう!
次回、最終回はあっぺとっぺのレポートです。
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2015-06-14 14:02
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