映画・演劇を見るのは1日1本にしようと思いながら
今日もハシゴしてしまった・・・・
昼間に観た、ドキュメンタリー映画「誰も知らない基地のこと」。
いまさら勉強不足は言い訳にならないのだけど
こうして映画や、運動家による現地からのレポートを見ないと、
沖縄のことがわからない。
毎日、市民が座り込みをして、
高齢者が体を張って基地拡大に抵抗し、
子供たちが飛行機の爆音に耳をふさいでいるのだから、
内地では日々のテレビニュースで取り上げられない、
新聞にさえ、載らない。
私の場合は、友人M君が送ってくれる回報などで
多少は情報を得られるけれど
この、イタリア人が作った記録映画を通して初めて知ることが沢山あった。
この映画は、2人の監督によって創られた。
彼らは、企画当初、日本で取材する予定はなかったそうだ。
それが、完成したときには、沖縄が非常に重要な位置を占めることになったと。
それくらい、戦後60年以上過ぎても米軍基地が拡大し続けているというのは、
世界的にみて異様なことなのだ。
でも、彼らが感動したのは、沖縄で、あきらめずに抵抗を続ける市民の姿だった。
希望を捨てず、全身で、沖縄を守ろうとする強さ。
同じ国の人間が、こうして戦い続けていることをしり、
自分に何ができるのか考えるのに、とてもよい映画。
5月で、日本は沖縄返還から40年を迎える。
みてください。
「誰も知らない基地のこと」
渋谷のイメージフォーラムです。
~本日のありがとう~
11月公演に向けてキャスティング中。
Mさん、ご紹介、ありがとうございます。
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2012-04-30 21:09
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