「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

節電対策

普段使っている稽古場、公民館が
のきなみ節電対策をとり、
暑さに弱い方には随分つらい夏、ついについに、
本格突入となった。

具体的に冷房の設定を「何度以上にして」という指示がある場合と
「控えましょう」という漠然としたもの、
もう電気がつけられないように球を抜かれているところ、
などなど、対策もいろいろだ。

目標をクリアできないと、相当額の罰金というから
各施設、本気モードなのだと思う。

稽古場の節電については、私も頭を悩ませている。
わたし自身が暑さに強いので、
（というか、寒がり）
「エアコンつけずにいられない」という方の気持ちがわからない。
健康を害さない程度にエアコンをつけたいと思っているが
個人差が大きい。
今朝もある集会室で
「いれよう」「いや大丈夫」の論争がひとしきりあり
傍でみていた私は、集会を始める前に、
これでもめては何にもならないなと苦笑した。

こういう感覚の個人差、そして、それをめぐるコミュニケーションのとり方、
あらゆることを、ためされる、そんな夏になりそうだ。

ある人が
「こんな状態、いつまで続くんだろう」と言った。
その答えは
「ずっと」。
資源を限りあるものと意識し、
垂れ流しに使うのではなく
自分の生活に見合う分を、大切に使う。
この感覚でずっと生活することが、
苦痛でならなくなれば、日本も大きく変わるだろう。
テレビのインタビューでもよく聞く
「震災の前の状態に早く戻りたい」とう言葉。
いや、前の状態に戻ったらダメなのよ、
あれをのりこえて、
新たな生活を、一人一人が探してゆかないと。

私は、口うるさくならないように
きをつけたいと思う。

～本日のありがとう～
のんちゃんのお店、３４周年、おめでとう。
いろいろお世話になりました。
かんじゅく座の座員もカウンターに入らせてもらったり
飲ませていただいたりで、随分お世話になっています。
ほんとうに、ありがとう。
これからも、どうぞ、元気なカウンターを！よろしくです。

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ｜2011-07-03 12:12