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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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ニュース

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千秋楽を終え、あけた今朝は
朝から廃品業者のお迎えをまち、
お世話になった材木をひきとってもらった。
これが、一番心の痛む作業である。
舞台監督が、次の現場で使えそうな材木を引き取ってくれたことが
少しは気休めになったが、それでも、
稽古場からずっと我々を支えてくれた部品が
こうも簡単に廃材になってゆく・・・・
せめて銭湯で燃料にしてくれないかと
頼みに行ったこともあるのだが
ベニヤや木っ端は、ゴウゴウと勢いよく燃えないそうで
ことわられた。
さよなら、材木!!
ごめんね!!材木!!
ありがとう、材木!!

さて・・・・
そんな涙の別れをした朝、
ニュースを見て愕然とした。

被災地のニュースはずいぶん減り
芸能ニュースやごく普通の(普通といってはいけないかもしれないが)
犯罪ニュースがふえている。
そして、しばらく名前を見ていなかった沢尻という文字が、
また復活していた。
マスコミは、どこまで彼女を追いかけるのだろう。
今回の震災と、原発ニュースで、
私たちは、いかに自分が、知らないままに生きているかを
実感したのではなかったのか。
限られた時間、スペースの中で
なぜ、彼女の離婚ネタを取り上げなければならないのか
まったくわからない。
伝えるべきことは、ほかに、たくさんあるのに。

視聴者が、その、大切なニュースに飽きているということも、
原因かもしれないが
私はやはり、情報番組をつくっている人間の
問題意識の低さだとおもう。

この2ヶ月のあいだ、
過酷なニュースに精神的ショックを受けたひとは多かったし、
局でも編集者が体調不良になっているときいた。
でも、今回の震災を、日本人の意識改革のチャンスにしないでは
犠牲者にあまりに申し訳がない。
なによりも影響力のある、テレビニュースが
その戦陣切って、突き進んでくれないとは、なさけない。

宮城県の福祉劇団「鶴亀」のKさんに電話をすると
今日も、ボランティア活動に勤しんでいるという。
まだまだ続く、復興への道のりを
マスコミはしっかりと追いかけてもらいたい。

~本日のありがとう~
夜遅くまでトラック運転、搬出作業にがんばってくれた
舞台監督の信濃さんと、助手の武田君、
ほんとうにありがとう!!
そして、今日も朝から会計処理&報告をしてくださっている
M女史、ありがとうございました!!
まだ残務処理は続きますが
どうぞ宜しくお願いいたします。

来てくださったたくさんのお客様、
ありがとうございました。
かんじゅく座のみなさん、お疲れ様でした!!

Trackback(0) Comments(1) by 鯨エマ|2011-05-17 00:12

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