今日はかんじゅく座の公演2作目の初日。
「マイラストセレモニー」は、
自分で書いた本のなかでは、こだわりの作品で
これを、高齢者劇団向けに書き直して上演することは
良くも悪くも破壊されること、覚悟の上。
昨日のゲネがうまくいってしまったので、
今日はかなり慎重にのぞんでほしいと思っていた。
客席の後ろで見守る・・・・
私としては、突っ込みどころ満載で
息つく暇もなかったのだが
お客様は喜んでくださった方がおおかったようで
ほっとした顔でカーテンコールにたつ役者をみて
こちらも、ほっと胸をなでおろす。
大変なのは明日、2回公演だ。
終演後、劇場出口に、知った顔がいた。
以前共演したR君だ。
舞台監督のS女史に借り物があるとかで、
偶然、共通の知人がいるのをしって驚いた。
Rと共演した芝居は
いろいろな意味でつまらない芝居だった。
脚本は既成のもので
それなりに有名な方が書かれていたので
定評はあったのだが
小劇場演劇にありがちな、お金の問題が、
重く役者陣にのしかかり、
結果、つまらない思いを抱いておわった・・・・そんな芝居だった。
たしかわたしも、6万近く出費を余儀なくされた。
でも、あの芝居のおかげでRとも知り合い、
そして今の事務所に入るきっかけが出来た。
5年前の、あのつまらない舞台は
いまかんがえると、
大きなきっかけの芝居だったのだ。
そんな、わたしの人生のうちで
「きっかけ」になった芝居が、何本かある。
否、どれもが、すくなからず、きっかけかもしれないけれど・・・。
いつも、気がつくのは、何年もあとのこと。
~本日のありがとう~
珈琲も、カレーもジャムも、よく売れています。
みなさん、ご協力ありがとう。
そして、魅力的な商品をつくられた、
ケルンさん、ゆたりさん、
ありがとう!
Trackback(0) Comments(3) by 鯨エマ|2011-05-13 22:10
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