NHKの番組で衣裳家、石岡瑛子氏の特集をしていた。
衣裳の細部にわたるこだわりの秀作は、
たくさんの人を魅了し
また、たくさんの反発も受けてきたという。
それでも、アメリカで挑戦し続ける女性。
衣裳・・・
実は小劇場で活動する演劇人の殆どが
なかなかスタッフを調達できない部分である。
役者が手持ちの衣裳からもちよって、
演出家がそれを判断するというやり方が
ずいぶん多いのではないだろうか。
しかし、何回か衣裳スタッフを頼んでいたこともある。
性格、時代背景などはもちろん、
彼なりのコンセプトで
「これ」「これ」と、決めてくれた。
なるほど、が沢山あった。
経済的な理由で、また頼めなくなった。
衣裳を考えるのも役作りのひとつ・・・というのも、
もちろんそうなのだが
役者の大事な仕事のひとつが
衣裳さんの用意してくれた衣裳を
「着こなす」ということだと思う。
これがなかなか大変・・・
とくに日常現代劇ばかりやっているわたしに、
石岡氏がつくったような、スパイダーマンの衣裳を着こなせるだろうか・・・
時代劇の衣裳さえ、私には大変だというのに・・・
その、着物の仕事が、近日中にやってくる。
普通の仕事とは違う緊張がある。
衣裳とカツラ・・・溜息。
着られちゃってますね・・・にならないようにしなければ。
この衣裳の裏の、こだわりまで共有できる女優に
早く成長したいものです。
~本日のありがとう~
きれいな雪景色だぁ!
神様ありがとう!
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2011-02-14 22:10
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