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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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地元

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地元という言葉で、まず思い出すのが選挙。
ウグイスをいやっていたころは
「地元の皆様」「地元の力を」を連発していた。
それまでは、地元ということを意識したこともなかった。

今日の「地元」は、昨日のできごとから。
水曜クラスの朗読劇発表会、
ついに本番。
会場に行くと、
看板、ポスターが、ずらっと張り巡らされていた。

障害者福祉センターで朗読劇をさせていただくのは
4回目になる。
最初はまだ14人だった頃で
「おこんじょうるり」と、オリジナルの作品を2本立てでやった。
そこから4年。
ありがたいことに、高齢の・・・じゃなくて、
恒例の行事になりつつある。

今回が今までと違うのは、館長さんのアイディアで、
地元の方も観に来ていただけるように
区報にも情報を掲載してくださったことだ。
「ここだけでやっていてもね・・・・」
それは、私たちにとってもほんとうに理想的な状態なのだ。

まだまだ未熟すぎるかんじゅく座、
すでにセンターには、様々な芸人が
プロ顔負けの出し物を引っさげて出張公演にくるところ、
そこでやらせていただけるだけで、ありがたいのだが
もっといろいろな人に観ていただくことができるのだ。

昨日、水曜クラスの発表は
私の予想を上回った。
稽古の状態を観ていて、
半ば絶望的な気持ちになり
そこから1週間、懸命に建て直しをしたのだが
なんとか最低ラインはクリアしてほしいと、
低い目標を掲げて当日をむかえていた。

そのうえ、会場に着く前、待ち合わせのところでも
ちいさなトラブルが発生し
なかなかまとまらず、当日残された時間で何が出来るだろうと
悶々とした気持ちで歩いていたのだ。

それが、急にみんなの意識が目覚めたのは
会場の玄関に、
「かんじゅく座公演」の大きな看板とポスターが貼られているのを
目にした瞬間だった。
「失敗できない!」
当たり前のことなのだが、
水曜クラスは初舞台の方、経験の殆どない型が多いので
1回きり、そのかけがえのなさを意識して稽古にのぞむことが難しかった。
それが、この看板をみていきなり「はっ!」としたのだ。

会場にはたくさんの方が集まってくださった。
センターの利用者さんだけでなく、
近所の方、子供たち、
どこの方かな?と思った方々こそ、地元の皆さんだろう。
そして、火曜クラスの仲間たちも!!

果たして、本番は一番よくできた。
ミスも沢山あったが
客席の力を沢山いただいた公演となった。
押しかけ公演の手前、
いただく拍手も少し引き算してとらえてしまう私なのだが
「今年もやってよかった」と思って私は夜、自分の稽古に向かった。
水曜クラスのみなさんは祝杯を挙げたらしい。
今回、初演出、私の先輩に当たる美幸さんも
肩の荷が下りて、今日はぐっすり眠れるだろう。
本当に大変だったと思う。

この朗読劇発表で、地元の方とのつながりがつよまり、
これからも、地元の文化団体として
応援してもらえるような存在になって行ければと思う。
センターの皆様、よい機会を
本島にありがとうございました。
美幸さん、ありがとうございました。
水曜クラスのみなさん、ありがとうございました。
お疲れ様でした。

さ~~て、次は26日じゃ。
やらねば。

~本日のありがとう~
上記がすべて。

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2010-11-25 09:09

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