「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

火曜クラスも最終稽古

公演前、さいごの１週間というのが
一番集中力と進歩が著しいとき。
それがわかっているので、
ここで、がんばらないわけには行かない。

絶望的だった「田園」アカペラも、
ゆっくりゆっくり喋っていたセリフも、
苦心の作となった小道具も
アイディアの結晶となった衣装も、
栃内さんのご好意で使わせていただく音楽も、
さがしまわった吉幾三のＣＤも、
すべてが作品の血肉となって
躍動感を持って動き出さなければ
この３ヶ月が無駄になってしまう・・・・！

そういうわけで、
稽古場ではなんとかしようと、ガミガミ言いながら
２６日の初日に向けてがんばっていたが
今日はついに最終稽古。

こちらの組は、旗揚げメンバーはすでに
４年以上の付き合いになっているのだが
さすがに、４年たつと、
話が通じるのがはやくなる。
私も気心が知れる分、何でもズバズバ言うのだが
随分、クリエイティブな作業が出来るようになってきて
うれしい。
やはり、年月はバカにならない。

しかし、やはり体力的なことは心配だ。
平均年齢６８歳という集団なのだから。
「年寄り扱いされたくない」は、わかるのだが
一般的にはしっかり高齢者の範囲に入っていらっしゃるわけで
「大丈夫よ！」「できます」「やります」と、いうのを
鵜呑みにするわけには行かないのだ。
だから面倒くさくてもウォームアップはかかさず、
五月蝿いといわれても「気をつけて」といい続ける。

みなさんから
「最近の若者は・・・」とか
「こっちの気持ちが分かってない」
といわれても結構。
私だって「最近の高齢者は・・・・」
「こっちの気持ちを忘れてる」
と、言おうじゃないですか。
どこまでも切磋琢磨、板の上では対等に
よき集団でありたいと思う。

さあ、金曜日の本番、神様が奇跡のパワーをくれるかどうか・・・・

～本日のありがとう～
いつも遠くから応援ありがとう。
がんばります。

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ｜2010-11-23 20:08