雨の日の稽古。
2人きりの稽古場で、
「じゃあ、今日はここを読もうか・・・」というような、
ゆったり稽古。
雑談中、この作品て、どんなはなし?
そんな話をした。
稽古開始の少し前に
作者である竹内氏から、
「最終稿があるんです」
と、きき、図書館で探し当てた、その最終原稿をつかって
本読みを進めているのだが
実は私も名取さんも、前の原稿のほうが好きなのだ。
で、「これは、何の話なんだろう」
「なぜ、最終稿に、行き着いたのか?」という根本的な話に。
はたして、2人の方向性は同じだった。
あとは、演出家がどう思うかな?
昨日、この台本の参考資料になっている
小津安二郎監督の「晩春」をみた。
随分前にも見たのだが
あらためてみる。
原節子&笠さん親子は
私の目にはどうみても「マダムと執事」にしかみえないのだが
このコンビで3部作を撮られているのだから
監督の深い思い入れがある方々なのだろう。
私は叔母を演じている杉村春子さんがすき。
おせっかいオバサンという感じがよくでている。
きわめてシンプル。
お芝居もシンプルに、
観てくださる方が、いろいろ、勝手にうけとってくれれば
それでいいと思う。
~本日のありがとう~
人探しをしていたのですが
なんとか繋がった・・・・
どうもありがとう。
Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2010-10-29 00:12
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