2日間の「さくら2010」が幕を下ろした。
本当にステキな20人と、ここまで旅を続けてこられて
ほんとうに、楽しかった。
途中の波乱が、なんだか嘘のような
清清しい千秋楽を迎えることが出来た。
「初演より面白かった」という、
お客様やスタッフの感想には、
初演も演出している立場から言うと
「・・・」なのだが
でも、今年の20人のメンバーならではの
舞台が創れたのではないかと思う。
内容としては、先生の役を加えたり
ミッションスクールという設定にしたことで、
女学生たちの対峙するものが、大きくなって
それが役と役者の気持ちを高め、
乗り越えたときの感動を大きくしたのかもしれない。
山は高いほどに、昇り詰めたときの景色は素晴らしい。
もちろん、まだまだ修正の余地はあるし、
練習も充分ではなかったかもしれない。
でも、必ず来る開幕という名の締切日にむかって
みんなの気持ちがマックスになっていたので
本番の舞台上で
ぱっと花を咲かせられたのかもしれない。
この「さくら」という作品は
ずっと上演したい作品だ。
パネルが3枚あれば、どこでだってできる、
便利な作品なのだ。
もちろん、演じる時がかわり、季節がかわり、
人が変われば、書き直しも必要になってくる。
だれにでも、かけがえのない時があり、
存在感のあるなしに拘らず
誰もが自分の人生の主人公になっているという、この作品を
またいつか、みんなで出来るかな。
この写真は、愛するユッキー。
仕込み日からずっと、準備を手伝ってくれています。
これは、出演者の写真をならべて、ポスターを作っているところ。
そして劇場。
みんな、またここでやりたいですねえ。
尽力してくれている、音響の松丸女史。
そして、これは本番前に、ギリギリまで舞台の上で稽古をしている
高校1年生役の三人、と、
客席つくりをしてくれている、方舟チームの方々。
明日からは、方舟チームが準備に入る。
もうひと山だ。
~本日のありがとう~
水曜クラスのみなさん、ステキな時間をありがとう。
そして代役を務めてくださったお2人、
あたらしい風を吹き込んでくださって
本当にありがとうございました。
Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2010-05-06 02:02
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