もっとふるい、老舗の銭湯を求めて!!
私の銭湯の旅は続いている。
さて、自転車で15分ばかりいったところに、
1940年代に創業という銭湯を見つけた。
いざ、ゆかん!
原稿は書き終わってないけれど
何かが転がっているかもしれない!!
・・・というわけで、かけこんだ。
なんと、番台は脱衣所のほうを向いていた。
そこに、オジサンとオジイサンの間くらいの人が
でん!と腰を据えている。
これが、オジサンだったら、さっさと帰っていたのだが、
片足を「ジイサン」に突っ込んだ感じだったので
まあ、仕方ないか、と、全裸を見せる覚悟をする。
あ~~、いやだね。
さっさと湯船に入ってしまおう!
いますね、いますね、おばあちゃんたち。
私には絶えられないような熱いお湯に
涼しい顔して入っていらっしゃいますねぇ!
あ、またいた!
風呂場で歯を磨く人!
これだけはやめてほしいのだが、
やっている人にとってはかなり爽快らしく
「みなかったことにしよう」と
我慢している。
そして、ついに拝んだ富士山!!
最近はこれだけあからさまに富士山を描いている銭湯は
少ないのじゃないだろうか。
ここのは、すごい!
こんな景色、絶対ないだろうというような
海と、松の生えた小島、フワフワの雲、
仙人でも出てきそうだわ。
湯船には、お湯の出口に赤い照明が
しょぼ~~く、ひかり、
滝っぽい演出。
その脇には、バイブラ?
そして「超音波ぶろ」?なるものがある。
ひょいと、番台を見ると、
片足ジイサンは、寝ていた。
これじゃ、番にもならないが、
少々ほっとする。
さて、帰りがけ、さっきの居眠り片足ジイサンに
声をかけ、いろいろと質問する。
思いのほか快く答えてくださって、
長時間喋りこんでしまった。
退屈なんだろうなあ。
(なんて、いっちゃいけないですよね)
「わからないことあったら、またおいでよ。」
とまで言ってくださった。
しかし、こう和気藹々しゃべッてしまったら、
もうあなたの前で全裸にはなれないわよ・・・・
脱衣所のビールは買わずに我慢したのに、
帰り道のコンビニでかってしもうた。
ポカポカあったかいなぁ~~
銭湯めぐりをする人の気持ちがわかる。
~本日のありがとう~
「ゆたり」さんから、年賀状届きました。
ありがとうございました。
Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2010-01-08 16:04
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