「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

やはり世間とはずれている演劇界

まだまだ年賀状が届いている。
みなさま、ゆっくりと送られているようで、安心するわ～。
しかし、きたものには返事が書きたい・・・
だから、いまだ、自分の年賀状をカバンにしのばせ
時間を見つけちゃお返事をしたためている。

この年賀状の印刷料金については昨年のブログに書いたが
印刷料金だけでなく、なにもかも、値下げ方向、
このデフレはどこまで行くのやら・・・・。

たとえば、ワタクシの映画の上映会料金にしても、
ワタクシは相場の半額で
無名度を補っているつもりだったのだが
それなり、または大御所の方々の作品も
ガンガン値下げが始まっており、
ＤＶＤなどは、これでもか！というような破格ぶり。
あの巨匠の作品が３０００円なら、
あたしの作品は、どこまで下げればいいんだろうか。
作品の価値とやらは、どこにいっちまったんでしょうね・・・

しかし、しかしです！
演劇のチケットだけは、上がり傾向。
これは不思議だわ～～～
以前なら、２千円台もあった小劇場演劇のチケット料金、
それがいまや、３５００円が当たり前で
ヘタすると４２００円。
で、もう少し大きな劇場に行くと５５００円！！
これじゃ、家族で観劇は無理だわね。
じゃあ、客席にどんな方がいらっしゃるかといえば
う～～ん、５０代以上が主流だろうか・・・・
若者よ！どこにいったのか！！

どこにいったって？そんなこたぁわかってるよん！
家でネットで映画や舞台を観ているんだよ～～。

みんな！
ライブの意味を間違えているよ！！
足運んで見るからいいのよ！
知らない人同士、肩寄せあって見るからいいのよ！
舞台から下手な役者の汗や
上手い役者の唾が飛んでくるからいいのよ！
お願いだから、街へ出てちょうだいっ！！

あ、話がそれてしまった・・・・
このように値上げ方向にある演劇のチケット。
なのに、役者のギャラは上がらない。
ねえ、その差額はどこへいっているの？
世の中はいつも矛盾だらけだ。

～本日のご紹介～
私と同じ歌の先生の下で
勉強していらっしゃって、
いまは立派に全国をまわって活躍中の
歌手天野亨さんが
リサイタルをなさるそうです。
１月３０日１４時半から、荻窪の「かんげいかん」にて。
天野さんはＮＨＫ「さよならレザン」で、
注目を浴びた方です。
最近は小学校などでコンサートをなさっているようです。
（私は３０日に受付をお手伝いしにうかがいます。）

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ｜2010-01-07 15:03