先日、銭湯の話を書いた。
そのむかし、銭湯の脱衣所は
いまのように鍵つきロッカーではなく、
大きな籠に、衣服を入れて
おきっぱなしのまま入浴していたという。
今でも温泉地に行くと、
たまにこういう光景があるので
想像はつく。
しかし、最近は鍵つきがあたりまえ。
これで、安心かといえば、いやいやいや・・・
鍵そのものが、ねらわれることもあるので、
油断は出来ない。
今日、気分転換にいった、スポーツジムのこと。
年末年始の休館の間に
ロッカーの鍵を変えていた。
自分のカードを入れて、さらに暗証番号を入力しなければならない。
おおきなコートは、外のハンガーにかけるのだが
ここにも、鍵がある。
下駄箱だけは鍵がつけられないらしく、
責任はもてない、という張り紙。
いぜん、暢気なワタクシが、上着用ハンガーに
鍵をかけずに運動をしていたら、
スタッフがコートを預かっていてくださったことがある。
「盗難が多いので」ということだった。
靴も、カバンも同様だという。
新宿という土地柄、治安が悪いのは分かっているが、
なんとも物騒なお話。
いま、盗みは「物ほしさ」だけではなく
「腹いせ」という、わけわからん理由もあるので
私の庶民グッズでさえ、獲物になりうるのだ。
風呂屋に話を戻しましょう。
私の家の2軒先にある銭湯には、
もちろん、鍵つきのロッカーがあるのだが
そのロッカーのうえには
私物の洗面道具やお風呂セットがならんでいる。
仕事帰りにも、買い物帰りにも、
タオル一丁で、すぐに入浴できるわけだ。
ここにむき出しでおいておけるというのは、
もう信頼関係でしかない。
ああ、安心するなあ・・・
まだ御近所のぬくもりが、のこっていたよ・・・。
~本日のありがとう~
とても御無沙汰している方から年賀状いただきました。
ありがとうございました。
Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2010-01-06 01:01
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)