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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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イルカの気持ち

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江ノ島は、「えのすい」こと、江ノ島水族館へ。
土曜日の水族館なんて、混みまくっているだろうと思ったが、
ええ、予想どうり、いい感じに混んでいた。
この水族館の目玉は「クラゲ」だそうな。
なるほど、中には、昭和天皇、天皇陛下の、研究発表などがズラリ。

そして、老若男女、誰もがたのしみにしているのは、
なんといっても、海をバックに行われる
イルカショー!!
で、私はまっさきに、イルカショーへ。

そのむかし、伊豆の、やはり海に面した水族館で、
イルカと一緒に泳ぐというコーナーがあった。
いわゆる、観光客向けの、
イルカにとっては疲れる企画だと思うが、
そうとわかっていても、一緒におよぎたい!!
そんな魅力的なイルカを、久しぶりに江ノ島で見るのだ。

ショーが始まって、スウェットをきたおにいさん、お姉さんが、あらわれ、
イルカの名前を紹介して、さあ、いよいよ・・・というとき、

あら・・・?

一番大きなイルカが、ひとり勝手にプールの中を泳ぎまわっている。
「今日は、ご機嫌がわるいようですねえ。」という
おにいさんの、懸命なMCも憐れ、
前倒しで次のアシカショーが行われたが、
アシカがプールに入る時間になっても、
さっきのイルカが予定どうりに退場してくれないので、
アシカは出番を失ってそのまま退場・・・・トホホ

なんだか、困った困った、という雰囲気で
イルカショーは終わった。
一番興奮したのは、ショーのあとでイルカたちが
自由に泳ぎまわっているときに、
大きく跳ね上がったときだった。
水しぶきが客席のほうに飛び掛ってきて、
見ていた子供たちもその洗礼を浴びた。

こんなことっておるんだね~~。
イルカも生きているから
やる気が失せている日もあるだろう。
しかし、ナマズ同様、海に住んでいる生き物が落ち着きのないときは、
なにか、起こるんじゃないだろうか、という
ザワザワとした胸騒ぎ・・・・
そろそろ地震も来るだろうねえ。

なかなか言うことを聞かないイルカたち

海底を歩いているような気持ちになれる、大水槽

手の傷を食べてくれる、小魚たち
吸い付くような感触がたまらない・・・・!

夕方になって、
普段、ムチャクチャ忙しい生活を送っている友人と
飲みながら、はなしていた。
たくさんの人間と関わりながら創作を続ける我々だが
ときには、心の逃避行を迫られる・・・・

あのイルカたちも
今日はとくにこれという理由ではなくて、
毎日決められたプログラムから、逃げ出したくなったんじゃないだろうか。
少し休めば、また、明日はもとにもどれるから、
ちょっと今日は休ませて~~という
健気なメッセージだったのじゃないだろうか。

そういえば、先日、夜にこの水族館の横を通ったとき、
姿は見えなかったが、
夜まで訓練をしているイルカの飛沫がきこえてきた。
昼は観客に観をさらし、
夜は遅くまで練習を続けているのね。
がんばれ!
いや、
がんばりすぎないで!
適当に息抜きしながらやるんだよ!!

また、こんど、お互い元気な笑顔で会おうね~~
と、小田急線に乗り込んだのでした。

~本日のありがとう~
小道具探しに奔走した、かんじゅく座のメンバーさん、
どうもありがとうございます。
おつかれさまでした。

Trackback(0) Comments(4) by 鯨エマ|2009-10-18 10:10

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