集中稽古に入ってから、本番までどどどっと突入する
いつもの稽古スタイルとは違って
今回は、8時間ガッツリ・・・というわけではなく、
ゆっくりペースで進んでいる。
本番直前なのに、休みがあり、
これはこれで、
私としては小道具調達に走れるため、貴重な時間である。
ぽっかりと休みになると、そこに予定を詰め込んでしまうので、
「お休み」モードにはなりにくいのだが、
今日は当日パンフ、アンケート、もろもろ作成しなければ・・・・
そして、6月23日から始まる明治大学リバティアカデミーの打ち合わせ。
一緒に担当する、林さんは、
社会人向けのワークショップや、
俳優を目指さない方のためのワークショップを
数多く屋っていらっしゃる、ワークショップのベテランで
アイディアも私とは違う抽斗からドサドサと出していらっしゃる。
どんなテキストを使うか、ということ以前に、
年齢の違う、まったくしらない13人が
(まだ募集していますが)
3ヶ月の間、どうやって一緒に活動して行けるのか、
あらゆる場合を想定しながらの話し合い。
自分が演劇に感じている魅力をどうやったら、伝えてゆけるか、
これも、まだまだ経験の浅い私には、
現場で学ぶことばかりだ。
あたって、くだけて、を繰り返しながら
役者を続けてきたが、
そろそろ体当たりだけではどうにもならない年齢に・・・。
積み重ね、蓄積・・・この「蓄積」という言葉は
今度の芝居のセリフにも出てくるが、
同時に掘り起こし、
先の見えないトンネルですね、ほんとうに・・・。
というわけで、やはり休みの日はバッタバタです。
打ち合わせから帰ると、嬉しいニュースと悲しいニュース。
まず、嬉しいほう。
愛知女性映画際に「つぶより花舞台」の参加が決まりました。
映画祭と名のつくもの、初です!!
悲しいニュース。
2003年に撮影して作った、南洋群島のドキュメンタリー映画
「マンゴと黒砂糖」で、制作から上映まで多大なる協力をしてくださった
もう、このかたなくしては、何もできなかった、
宜野座朝憲さんが、昨日お亡くなりになりました。
今月はじめ、ドクターストップも聞かずに
サイパンへ慰霊に行かれたそうです。
どこまでも、南洋という故郷と、亡き友人を思い続けた方でした。
御冥福をお祈りいたします。
~本日のありがとう~
宜野座さん、本当にありがとうございました。
毎年、行きたいと思いながら、なかなか都合がつかなかった
サイパン慰霊の旅、悔やまれます。
by 鯨エマ|2009-06-11 09:09
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