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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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三軒茶屋で。

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稽古がお休みになったので、
よその同演目「楽屋」を拝見しに三権茶屋へ。

同じ演目をみるというのは、
こわくもあるが、
先日のささやかな出来事のおかげで、
ちょこっと心が強くなっていたので、
そしてなにより、この作品をどんなふうに演じていらっしゃるのか
興味があったので、見たいと思った。

当日券のキャンセル待ち・・・・
どこまで人気があるのだろう。
今日は無理かもしれないな・・・・
と、思っているところに、
「くじらさん・・・・ですよね?」
と、声をかけられた。

一昨年のオーディションで一緒になった☆さん。
残念ながら彼女と一緒に舞台をぐむことはできなかったが
本番を観に来てくださっているという。
勉強熱心だなあと感心しながら話を聞いた。
なんと、彼女も以前、今日見るこの「楽屋」に
出演したことがあるという。

そういう人は数多いるだろう。
それくらい、この戯曲は有名なのだ。
私もすかざず、うちのチラシを渡した。
「どの役をするんですか?」
「Bです。☆さんは?」
「Cを。」
「へえ!」

この「楽屋」は、共感できるところがたくさんあるが、
わからない部分もたくさんあって、
これに取り組んだ役者に共通する感情があるのだろう。
いままで、こういう経験・・・つまり、
沢山の女優が取り組んだような役に挑戦する経験が
なかっただけに、不思議な気持ちだった。

はたして・・・・立見席の一番前で、
私はこのカンパニーの「楽屋」を拝見し、
いろいろな感情を抱いて、外に出ようとした。
さっきの☆さんに、またこえをかけられる。
「私たちのと全然ちがう・・・」と、☆さん。
全く同じ意味ではないにしても、
私も同じように感じた。

第3者から見れば、そんなに変わらないかもしれない。
でも、同じ役を演じているものから見れば、
とても大きな違いを感じるものなのだろう。
決して、心配していたような複雑な思いではない。
それどころか、前向きな、
元気をもらったような気持ちで、私たちは劇場を出た。
「よかったら、うちのもみにきてくださいね。」
と、アピールを忘れずに・・・・

明日も稽古が休みだけれど、
はやく稽古をしたいなあという気持ちになって
私は新宿へ、チャリを走らせた。

~本日のありがとう~
メイクについて相談にのってくださったゆりさん、
ありがとうございました。

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2009-05-31 08:08

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