今日は劇場のスタッフさんのことを、少々。
ポレポレ東中野は、前身を「BOX東中野」という。
当時からたまに足を運んでいた。
一度閉店(?)したが、ファンの熱い要望に答えて、
名前を変えて再登場した。
小さな映画館だが、けっこうたくさんの方が働いていらっしゃる。
いままで顔を合わせている方だけでも11人。
若い方が多い。
写真はその中のお一人、堀田女史。
先日、バックルームで私が事務作業をしているときのこと。
彼女はたまに、どきりとするアドバイスを
投げかけてくださるのだが、
この日も、
「私も女子高育ちだからそうなんですけど
もっと、他人に仕事をふって頼んじゃったほうがいいんじゃないですか?」
私が配給にアクセク、地を這うような作業をしているのを
見かねてのセリフだろう・・・・
だけど、私は自分が女子高卒だとは、一言も言っていない。
なのに、「私も女子高育ちだから・・・」
す、すごい!
女子高の匂いをかぎ分けていらっしゃる。
まあ、多少はあるかも、女子高のノリみたいな
否、ノリではなく、気質かな・・・
真正面からの忠告に、どきり!と同時に妙な親近感を持ったのは、
女子高という不思議な檻の中で育った者同志の、シンパシィか。
今日も堀田氏は、受付でお客様を丁寧に誘導し
映画が始まると、私に温かいコーヒーを持ってきてくださった。
朝から少々落ち込んでいた私の五臓六腑に染み渡る、コーヒーのおかげで
気持ちを落ち着けて、舞台挨拶にのぞむことができた。
ロビーに張ってある、新聞記事や写真、
これらはみんな、劇場のスタッフさんがはってくださった。
こうしてせっかく貼ってくださったものも
明日が最後、また次のプログラムにかわってゆく。
作品ごとに、こうして労を尽くしてくださるスタッフさんに、感謝。
今日は最後の舞台挨拶、
かんじゅく座最年少のマリリンが、マイクを握った。
明日は最終日。
最後までがんばろう。
~本日のありがとう~
青年座の先輩方、高校時代の同級生、
介助先の職員さんなど、観に来てくださいました。
みなさん、お忙しかったり、遠かったり、
本当に、時間を作ってくださって、ありがとうございました!!
by 鯨エマ|2009-02-19 16:04
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