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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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人の顔

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舞台挨拶も、終盤。
この日は、湘南は茅ヶ崎から稽古に通っていらっしゃる、一花氏。
普段は、直立姿勢で、緊張した面持ちで喋られるのだが
今日は、ちょっと、ハスに構えて
ポケットハンドでおでまし。
これよ!このゆるさが欲しかったのよ!
と、私は心の中で叫んだ。
御本人は緊張していらっしゃったのか、または
リラックスしていらっしゃったのか・・・?

一花さんは、まだお勤めをしていらっしゃるので
かんじゅく座の稽古には
公演のときにだけ参加なさっている。
彼が次の公演に参加なさるかどうかは、
女性陣の話題になる。
もしかしたら、ちょっとしたアイドルのような存在?!

いやいや、実はアイドルというのは、この方のお嬢様です。

映画の中で、父の舞台上の失敗について
キャラキャラと明るくお話なさっている、Aお嬢様、
インタビューに協力していただくために
初めてお目にかかったときに、私の脳裏には「無垢」の文字が。
この印象は私だけでなく、多くの方がもたれており、
見終わった友人から
「あのお嬢さん、女優かと思った。」
「さわやかで、きれいなかたねえ~~」
と、ほめまくる人は後を絶たない。
まさに、影のアイドルになっている。

このA嬢だけでなく、
Mさまの長女、S嬢も人気は高い。
そんな話をMさまにしたら、
「他の出演者が年寄りばっかりだから、得しましたね。」だって。
いやいや、私が出ても、誰も「キレイ」とはいってくれないよ!!

さて、話を一花さんにもどして・・・・
公演のたびに、そして今回の上映にも
たくさんの御友人、御家族を呼んでくださる。
(私も毎回お目にかかっているので、
いつのまにか、私の友達のような錯覚に陥る。)
とにかく、よい御友人に囲まれていることが、彼の人柄を物語っている。
そして、A嬢の、「無垢」という印象も、
このお父さまから伝わったものに違いない。

人の心は顔に出るという。
溜息・・・
自分の顔に責任をもてと、子供の頃に言われた覚えが・・・

いま、テレビには、クリントン長官の顔が。
ふとったり、やせたり、彼女の人相もいろいろ変わっているが、
いまは、とても充実したお顔をしていらっしゃる。
闘っていたときのあの顔つきとは全然違う。
落ち着いた笑顔は、信頼感をにじませる。
麻生さ~~~ん!
口、まがっちゃってるよ!


ドキュメンタリー映画「つぶより花舞台」予告編

by 鯨エマ|2009-02-17 16:04

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