断片的に書いた台本をつなげていると、
急にそのつながりが立体的になる瞬間がある。
また、偶然読んだ新聞や雑誌の記事が、
台本に、広がりを与えてくれることがある。
創作していて面白いのは、
普段当たり前と思っていることの違う一面を掘り起こせたときだ。
そんな楽しみを少々あじわいつつ、
なんだか、筆がのっていたときに、
外出する時間になってしまって
しかたなく、パソコンを閉じた。
そして、出先で見つけた素敵な発想が、これ。
写真、ちょっと暗いかな。
泡だて器の中に、小鳥が入っている。
泡だて器を観て、鳥小屋の金網を連想したのだろうか。
鳥の形をした木製のマスコットが、とてもかわいい。
この泡だて器の持ち主は、
「かわいいと思ってかたんだけど、
いざ、使ってみると、小鳥が食材にまみれてかわいそうで
使えなくなってしまった。」
と。
そして、天井からぶら下げて飾っていらっしゃる。
台本を書くとき、その展開を、鳥小屋に見立ててみることがある。
飼いならされた鳥が、遊んでいるうちに、ぱっと籠の外にとびだして
広い世界を体験して、でも、最後、また自分の家に戻ってくる。
シンプルだけど、
鳥の目になって、広い世界を描きたいと思う。
~本日のありがとう~
久々にライブにいって、江上徹さんの歌を聴きました。
セクシー&ハスキーな歌声、聞かせてくださって有難うございました。
Trackback(0) Comments(4) by 鯨エマ|2009-01-11 14:02
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