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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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もうひとつの空

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エンジという劇団の芝居「もうひとつの空」を観る。
ここのワークショップに数ヶ月前参加させていただき、
そのご、うちの芝居も観に来てもらったりして
今日に至った。

過去を思い出し、
「ああしていたら・・・」
「あのとき、こうしていれば・・・」
と、妄想する話なのだが
なんだか今の私にタイムリーなテーマだった。
振り返るべきではない過去を
もう一度しっかり見据えることで
前進できることもあるのだ。

本も映画もドラマも芝居も、
まさに「出会うべくして出あった」ということが多い。
自分が気にしていることの、「答え」ではなくても、
なにかターニングポイントになるような言葉を投げかけられる。
今日のヒットは、
漫画家を演じる千代延さんの一言
「おめでとう。」だった。
かつてのライバルが栄光を手にしたときに
あふれ出そうな様々な想いを押し殺して言う一言だった。
これが聞けて今日は満足だった。

このタイトルも観終わったときに脳裏にふわっと広がった。
いま上演中の私の描いた台本は、
同じ空の下に生きるかつての同級生の死を描いたものだけど
「空」のイメージはエンジさんのほうがずっとすばらしい。
(・・・すぐに負けを認める私。)

いい芝居を観た後は、いっぱい日本酒をやりたい気分だけど、
夜勤が待っていたので少しの時間、
喫茶店のコーヒーで余韻を楽しんだ。
明日も笑顔を忘れないで頑張ろう、とおもった。

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2008-09-07 00:12

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