9日間、2つのワークショップが本日で終了。
いやぁ~~~何がつかれるって、
稽古場の酸素がうすくて
もう頭が朦朧としてしまうんだわさ。
あれだけの人数で、動き回って汗かいて
しかも冷房だけは死ぬほど寒くて
体がおかしくなりそうだったわ。
あのエアコン、どうしても暑がりの人間に
合わせられてしまうのはどうにかならんかな。
地球は悲鳴を上げているんだよ~~~!
(そして私も)
前半は日本人。
後半はイギリス人によるワークショップだった。
声にしても、体の動きにしても、
自分が普段やっているものとは
違うものにチャレンジしたいと思う反面
こうして相容れない感覚のまま終わると
時間があるからといって
手近なレッスンを受けることが果していいことなのか
疑問に感じた。
限りある自分のお金と時間を
どう、自己投資してゆくか・・・・・。
むつかしいけれど、きちんと選ぶべきなのかもしれない。
たとえばそれは、演劇以外のことが多いかもしれない。
しかし、ワークショップの楽しいところは出会いと再会だ。
昨日ペアを組んだ女性Rは
私がむかし、師事していた師匠の愛弟子だった。
そうか・・・・あれから15年。
当時は師匠にとって、私が愛弟子だと
大きな勘違いをしていた。
たくさんの中の一人でしかなかった。
だからこそ、そこに固執せずに外に出られたのだと思う。
情けないことに、師匠の言っていたことが実感として理解できたのは
離れて何年もたってからだった。
音信不通のまま10年余り。
すでに引退なさってスタジオも明け渡したとRが言った。
出で立ちが個性的な師匠だったが
Rの髪型が師匠と同じだったので
心の中で笑ってしまった。
ワークショップで得たもの、観たものは
直接生かせるかといえば
そうとは限らない。
今回は久しぶりの参加だったこともあり、
人見知りの自分が露呈してしまった。
周りの方たちはすごい人ばかりだった。
怖気づかずに、しっかりと足元を見て
トレーニングを積みたいと思う。
いつ、師匠とばったり出くわしても
恥ずかしくないように・・・・ね。
by 鯨エマ|2008-09-04 23:11
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