開演2時間前に毎日ダメダシをする。
お客さんが入って芝居が変わると
もう少し、美味しく見せる方法を思いついてしまうのだ。
役者も、それぞれ考え方が違うので、
無理強いはできないものの
やはり千秋楽までああでもない、こうでもないと考える。
結局初演でやり残したことを、今回は成し遂げようと思っても
決して満足することなどないんだな。
そう思うと、かえって気がらくだ。
ただ、この暑さ、
体力とともに役者の気力が蒸発してしまいそうで恐い。
終演後、打ち上げの準備にいく。
私が昔働いていたお店を借りることにした。
閉店した店を開けるので、食事も買ってゆく。
明日ここに来たときは、芝居は終わっている。
どんな気持ちで来ることになるんだろう。
舞台が終わったとの一抹の寂しさに
また襲われるのだろうか。
あの、なんともいえない寂しさが嫌だ。
祭りの後の・・・取り残されたような・・・
これは多分、「主宰者」にしかわからない、
妙な寂しさなのだ。
んな、まだ終わってないのだから、
早く明日の準備を済ませよう。
じゃあ、最後の打ち上げ花火、行きます!
Trackback(0) Comments(1) by 鯨エマ|2008-07-27 02:02
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