芝居の稽古に入ると、
他人の芝居を観にいく時間がなくなってしまう。
映画にもジムにもなかなかいけずない。
まさに、お預け状態だ。
今月どうしても行きたかったのに、断念したのは
昴の米倉紀之子さんが出演しているテント芝居。
「テント芝居って、通常とは違う演技を要求される!」といっていた
紀之子さんの「非通常」を是非観たかったのに~~~!
それから大好きなお笑い芸人、オオタスセリさんのライブ。
下北の楽園でコンスタントに続けられていらっしゃる。
わたしは好きなコントと、嫌いなコントがかなりはっきり分かれているのだが
もう、彼女のはツボにはまりまくり。
同じ表現者として、頭が上がりません。
こうやって逃してしまうのも、芝居の稽古が、夜だからなのだ。
人間は昼間活動するのに、芝居をやる人間は、夜、活動する。
・・・というのは、不思議なことでもなんでもなく、
本番が夜だから、なのだ。
そこに、時間の基準を持ってきているのだと思う。
だから逆に、かんじゅく座のように午前の稽古の方が
わたしにとっては不自然な感覚で、
「午前の稽古に慣れたら、はたして本番中眠くならないだろうか。」
と考えてしまうのだ。
しかしどうやら、メンバーの方々は問題ないご様子。
さて、先月から行けていなかったジムに
今日ちょこっとたちよった。
ああ、体鈍る。
と、思ったときに、壁のポスターが目に入る。
利用者の心をくすぐる
いろいろなキャンペーンを次から次へとこうして考えるのだから、
ジムの経営者ってほんとうにすごい。
こうやって、怠け心に、ソフトなムチを下さるのだから。
マシンにのっていて、周りを見回すと、
何の職業だか分からない方々が、
真剣な表情で筋力トレーニングに励んでいる。
わたしには、役者の体つくり、という目的があるけれど、
みんなは、どうしてこんなに鍛えているのかな。
ジムに国籍、年齢ともに様々な人がいるのは、新宿店ならではだ。
マシンだけではものたりず、ゲルマニウム温浴に入ってみる。
20分でようやく汗をかけた。
また次はいつこれるかしら・・・。
by 鯨エマ|2008-06-13 16:04
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)