「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

オヌシ、デオッタナ！！

この部屋に引っ越してきて、１年５ヶ月。
初のゴキ、でました！

「１匹見つけたら、その下には１０００匹いると思え」
というのは、昔バイトをしていた店の店長のセリフ。
それがほんとうならば、この狭い部屋に１０００匹！！
考えたくない・・・・・。

ゴキブリといえば、

幼少時代、私の住んでいた山の中では黒く光る大きな飛躍物のこと。
バッサバッサと音を立てながら飛んでゆくのを
カーテンなどに止まった瞬間に、丸めた新聞紙で叩き落し
割り箸でつまんでトイレに流してはい、さようなら。
というのが、わが家のやりかただった。

それが、高校時代にバイトを始めた肉屋では
通用しなかった。
なんと、バックルームのロッカーを開けたとたん、
上からボトボトボトボト・・・・と、小さな茶色い物体が降り注いできたのだ。
全身に鳥肌が立った。
これらが、飲食店特有のチャバネといやつ。
こんな店で、お客さんはどうおもっているの？！
はい、どうも思っていません。見えない部分ですから。

しかし恐いもので
毎日、ロッカーを開けるたびのボトボトに
あっという間に慣らされてしまった。
ほかの店員はだれもゴキブリの事なんか
口に出さないのだ。
特効薬はずばり、「気にしない」
これだけ。
その後、数々の飲食店の厨房を拝見してきたが
ゴキのでない厨房はなかった。

飲食店の衛生管理については
最近もテレビで某料亭さんをネタにさわいでいるけれど、
あんなことはよくあることで、
（一流料亭でやるというのがなさけないけれど）
私には今さら・・・という感じもなくはない。

さて、飲食店勤務をやめてかれこれ７年近いが、
もうゴキに対する免疫はすっかりなくなってしまった。
ゴキを目にすることだけでなく、殺すことにも抵抗がある。
わが家で見つけた１匹はいったいどこから入ってきたのか。
そして、食べ物は外に出していないのに、何をねらって入ってきたのか？
それとも、うっかり間違えて我が家に入ってきてしまったのだろうか。
それはそれで哀れだったね。
戦利品もないまま、私に葬られてしまった。

これからは要注意シーズン。
食べ物を外に出しておいてはいけない。
普段ガラガラの冷蔵庫に
調味料なども、全部しまってみた。
久々に冷蔵庫大活躍だ。
頑張れ、冷蔵庫！
頑張るな、ゴキブリ！

Trackback(0) Comments(1) by 鯨エマ｜2008-05-11 11:11