夜勤明けで、病院へ。
ベッドにくくりつけられているBOBBYから、本の依頼を受けていた。
「ボクシング年鑑2008」
ソンジョソコラの本屋さんでは扱っていない。
後楽園とか、新宿の紀伊国屋へいかないとない本だ。
アポなしで病室に入ると、
「ああ、これこれ!これがだいじなんだよ~~~。」
と、ご満悦の様子だったので、届けた甲斐があったというもの。
なんだか、すっきりした表情になっていて
よかった、よかった。
ボクシングファンは、かなり多いのだろうか。
かの、亀田兄弟は、今朝もテレビのワイドショーをにぎわわせていた。
所属事務所を移籍するだけでこんなに話題になるのだ。
昨年の謝罪会見から半年、
あのしおれた表情の兄貴を何十回と見たけれど、
最近の映像では、もう「今泣いたカラスが、もう・・・」というかんじ。
どこまでがパフォーマンスなのか、
はったりなのか、
なぜ、こんなに早く切り替われるのか、
実は心の中では孤独と焦燥にかられているのか・・・・。
これが本当の単細胞なのか(ファンの方ごめんなさい。素朴な疑問なのです。)
傷ついた体験を人は忘れることなんかできないと思う。
それに、いかに未練をもたずに
うらまず、被害者意識を持たず、
できることなら逆手にとって
幸へ転じられるか。
そこが、分かれ目なんだと思う。
そう、うらんじゃいけないわ。
(高校生のときに読んだ人生論のような本に
うらみは、一番無駄なエネルギーだと書いてあったのを良く覚えている。
いまごろ、実感としてかみしめている。)
私は昨日、とんだハプニングで、時間的、金銭的、もろもろ
ダメージを食らってしまった、が!
ここは器をでかく!
でんと構えて!
ちょっと笑ってみるくらいの気持ちで、
(だけど、亀田よりは謙虚に)
いってみようじゃありませんかぁ!
・・・・と全く何を言いたいのかわからない日記になってしまったが
要は、あたくしは昨日からわけあって、大変混乱しているのだす。
そして、お見舞いに行くことで、神経を整えようとしているわけだす。
ありがとう、BOBBY、買い物を頼んでくれて。
深呼吸をしながら、東大病院の並木道を歩くのであった・・・。
by 鯨エマ|2008-05-05 15:03
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