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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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値段について

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朝からヘルパー業を1件。
14時半から下北沢でチラシの折込作業があったので、
早稲田から下北までチャリで走る。
途中、都庁の前を通った。
青梅街道と甲州街道はどちらも混んでいるのに
それを繋ぐ、この都庁の前を南北に走る道は
いつも車のとおりが少ない。
悠々と我がボロチャリを飛ばしていると
おおおおおっっと!
道の真ん中に小鳥の死骸が。
ギリギリ踏まずによけたものの
あれでは、あとから来る車にきっと轢かれてしまう。
じゃあ、それを道の端っこに避けてやればいいのだが
触る勇気がなくて、そのままおいて来てしまった。

動物の交通事故というのは
見ただけでなんとなく、罪悪感に駆られる。
そのあと、こんなことを思い出した。

高校生のとき、引越し先でバイトを始めた。
大磯では果物屋さんだったが
横浜に引っ越してからは近所のスーパーの中の肉屋で、働き始めた。
肉が好きなわけではない。
まあ、雇ってくれればどこでも良かったのだ。
(もちろん、学校には内緒だ。)
初めて肉屋の裏世界を見て、そのゴキブリの多さに唖然呆然だったのだが、
それは置いといて・・・・。

私はそこで、鶏肉が安くてびっくりしたのだ。
胸肉100グラム80円って、鳥さん、いいの?
生き物の命なのに、なんで電化製品や本や洋服より安いのか、
すごく不思議に思った。

それが、卒業して、芝居の世界に入り
貧乏な演劇人の世界に突入すると
食べ物は、安くなければ!
安ければ安いほどうれしい、というようにかわっていった。
飽食の時代に、安さゆえか、食べられる食物がどんどん捨てられている。
野菜も動物も、生命はもっと貴重なものとして扱わなければならないのに。
食べ物のことを考えざるを得ない事件が続く今日この頃、
お肉魚も野菜も、もっと値段を高くしたほうがいいと思う。
こまるけど、そうしたほうがいい。
こまるけど・・・・・。

話は変わるが
下北沢について、予約した時間まで少しあったので
衣裳やさんに電話を掛け捲った。
結局、探している衣裳、セーラー服、
今どきのものは短すぎて、かんじゅく座の皆さんがお召しになるには
どうにもならないので、(猛反対がおきる、絶対に)
衣裳やさんを頼ろうと思ったわけ。
果たして、各社でぜんぜん値段が違う。
2泊3日で15000円というところから、1週間5000円というところまで。
もうまったく、相場というものがわからない。
値段ってどういう基準でつけられているのかいな。
衣裳は、安ければ安いほどいいわ!

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Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2008-03-03 22:10

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