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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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今どきの子どもたち

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某社のお仕事で、撮影現場の子役指導に行く。
設定上、子どもたちはご馳走を食べるのだが、
色とりどりの食事にさして感動しない様子に、
心の中でため息をついてしまった・・・。
これぞ、飽食。

今日も私はロケ弁完食。
のこってしまった醤油もきちんと持ち帰ってきた。
こまるのが、割り箸。
最近、「マイ箸」を持ち歩いているので
外食のときの割り箸は断るようにしているのだが、
それでも、すでに弁当箱にくくりつけられている割り箸は、
使っても、使わなくてもゴミになる。
持ち帰ったところで、薪にもできない。

弁当買ったときの「お箸は結構です。」
買い物したときの「袋は結構です。」
これがなかなか定着しない日本。
朝のコンビニのレジで、前にいるサラリーマンが、
缶コーヒー1本で袋に入れているのを見たとき、
デパートのトイレで隣の個室から音けしのワンプッシュが聞こえたとき、
もう全身、小姑になって説教したくなるのは私だけだろうか。
十年前の私なら確実に声を荒げて怒っていたが
最近はそこまでの実行力がない。
悪く言えばアキラメ。
いっても変わらない人は変わらない。

そこで、最近の私の新しい方法は
自分がレジで「袋は結構です。」と、大きな声で言うこと。
「3人くらい後ろの人まで波紋しますように」と念じながら・・・。
トイレでは「みなさん、同じ音なんですよ!」と叫びながら・・・。
まさに体張ってのエコ活動だあ!!!

しっかしなあ・・・・・
今どきのお子様たちに
食べ物がどんなに大切なものか、
それを実感させることなんかできるんだろうか。
私よりも年上の人たちでさえ
平気で御飯を残すご時世、私のようによほど、貧乏した経験があるか
健康を害したことのある人じゃないと
食べられる幸せなんて、よくわからないんじゃないだろうか。

とかいって、多分こんな私に対しても、
同じ思いでいる先輩たちは少なからずいらっしゃるだろうから
やはり大きな声で発言するわけにはゆかないのだけれど。

今夜の夕飯は、現場ののこりもの、
危うくゴミと化すところだったご馳走だ。
A女史が、持ち帰れるように包んでくださった。
感謝感激、アメアラレ。

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Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2008-02-11 22:10

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