「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

初詣

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芸能の神様を探す。花園神社はいかんせん煤けており
ご利益あるのかないのか・・・？
大体込んでいるので、近くに弁財天探す。
・・・と、ありました、抜弁天に！！！

そういえば、このあたりは１０年以上前に
劇団の先輩の紹介で針治療に来たところの近くだ。
当時がりがりにやせていた私は
冷え性がひどく、低血圧、低体脂肪、
ホルモン注射を打ち続けていたが、
その痛さに耐え切れず、また西洋医学に見切りをつけ
針治療にチャレンジしたのだった。
目の見えない先生が手探りで私の手首、足首をさわり、
まるで何かのパフォーマンスのように大げさな手振りで
お灸をすえたのが、メチャクチャおかしかった。
家で自分ですえるお灸を処方されたが
毎回「これでいいのだろうか」と半信半疑で治療していて
まあ、こういう疑問符が功を奏さない原因になったのか、
さらには保険のきかない治療費に面食らって
続けられなくなってしまった。
なんせ、１月８０００円の食費で暮らしていたころだ。
いまは太ったので健康になった。
単なる栄養不足だった。

抜弁天を越えて飯田橋の方面にゆくべく進む。
そうか、曙橋に出るのか・・・。
通っていたギター教室の前に出てしまった。
ベランダにはまだ教室の看板が。
何度も反芻していることを
また改めて思う。
先生はもういないんだなあ・・・・。
この教室をいつ、片付けてしまうのだろうか。
人がひとり、この世から去るということは
本当に大変なことなのだと
改めて感じる。

生きている私は、将来にいくらかの希望と不安を抱きながら
初詣をした。
保証のない生活を、誰もがもっともっとと上を望む。
靖国神社と東京大神宮の前は長蛇の列だった。

帰宅して台本執筆。
音楽やセットを考えながら書き進める。
先日６枚も買ってしまったＣＤからヒントをもらいながら
ああでもない、こうでもない・・・・・
目の前にある仕事をきちんとやろう、と思う。

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Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ｜2008-01-03 03:03