迎春 - 鯨エマの海千山千

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迎春

あけましておめでとうございます。
みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

・・・と、元旦にご挨拶したいところが
連ちゃん夜勤で家に帰れず、今になってしまった。
元旦に仕事をするのは結構好きで
ゆったりした街の流れを横目に
いつもよりまったりした雰囲気で仕事をこなす。
日付変更線超えて帰宅。
大掃除、しといてよかったわ。
少しでも物量が減った部屋の中はすっきりしている。

昨日は仕事先で御節を作りながら
紅白歌合戦を８割がた視聴。
包丁片手に結構感動してしまった。
泣かせどころで、まんまと泣いてしまった私、歳かしら。
しかし、初挑戦した伊達巻は成功！！
魚のすり身ではなく、はんぺんを使ってしまったけれど
かなり満足するものが出来上がった。
要望にこたえて、えびのうまにも作ったけれど
いつからおせちにえびを入れるようになったのか・・・？
えびの意味は何なのか？
そしたら、ある中年の女性が教えてくれた。
「背中が曲がるまで長生きするように」
なるほど、言いえて妙。

ポストに年賀状が。
またしても、来るのは送っていない方ばかりだ。
明日、返事を書こう。
高校時代に年末年始の郵便局でアルバイトをしたことがある。
淡々と、名前と住所を見て、種分けしてゆく。
そのときに、かなりいい加減に住所を書いても
意外と届くものなんだということを知った。
ま、それは、神奈川の田舎町だったからかも。
そういえば、以前、アメリカから
エアメールを受け取ったときのこと、
日本語を勉強中のアメリカ人が
私の名前を書き間違えたことがある。
「鯨」の魚偏が、馬偏だった。
よくみれば、「魚」と「馬」は、少し似ている。
こんな、観たことない漢字でも、無事に私の手元に届いた。

考えてみれば、配達は大変な仕事だ。
最近、宅配のお兄さんたちの態度が
以前に比べて明るく、親切になったように感じる。
競争社会で何処の社も、きちんと教育されているのだろうか。
このくそ忙しい時期にも、その態度は変わらない。
感心するよ、ほんとに。
それに引き換え、私は・・・
仕事中でもイライラがすぐに顔に出ているんじゃなかろうか。
すぐに言葉にとげとげしさが出ているんじゃないだろうか。
少し大人にならなければ・・・。

よく晴れた日中の太陽をあび、
作った御節を食べ、今年の目標を手帳に書いたりして
それなりに元旦らしい時間も持てた。
今週はずっと晴れるみたい。
私も晴れやかな時間を増やしてゆきたい・・・な。