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2008年カレンダーはチャリティで!

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書店に行くと、すでに来年のカレンダーが出揃い、「えっ、もう新年?」と焦燥感に駆られます。毎年必要なカレンダーだけれど、気に入ったものしか部屋には置きたくないものだから、選ぶのも一苦労。ところが、今年は早々に素敵なカレンダ−をゲットしました。
その名は、『ストリートチルドレン芸術祭2008年カレンダー』。

地球には今、1億人を超える路上生活の子供たちがいるといわれます。ということは、、、65人に1人(!!)がストリートチルドレンだということです。
「ストリートチルドレン芸術祭」は、世界各国の路上で暮らし、施設に引き取られた子供たちの芸術祭。世界のストリートチルドレンの絵を集めて、チャリティカレンダーを制作、販売し、彼らの存在や思いを知ってもらおうという意図で3年前からスタートしたプロジェクトです。


集まった300枚以上の絵から12枚の絵を選考するのは、日本の著名人12名。王貞治さん、藤原紀香さん、イルカさん、「ゆず」の北川悠仁さん、俳優の浅野忠信さんなどが各自一枚選び、コメントも寄せています。

このプロジェクトを運営しているのは、な・な・な・なんと、静岡県小嵐中学校の生徒たちなんですヨ!この3年間、ストリートで生きる同年代の子供たちに手紙はもちろん、裏山でとれた木でお守りを作って送るなど、微笑ましい交流を続けています。

11月3日、「ストリートチルドレン芸術祭」はカレンダーの発表をかねて、広尾のJICAで行われたのですが、進行司会はもちろん小嵐中学校の生徒たち。
豊かな日本に育った10代の子供たちが、戦争や犯罪や病気で親を亡くし、路上で生きざるえない子供たちに目を向け、助けていこうとする彼らの姿勢はとっても清々しく、こちらの目頭はじんじん熱くなるばかり。

ゴミ拾いで生き延びるケニアの少年、グアテマラやフィリピンの学校へ行けない子供たち、インドへ亡命するチベットの子供たちについての報告も行われました。
会場にはストリートチルドレンに寄付し続けるプロのサッカー選手や、「ゆず」の北川悠仁さんも会場に駆けつけ、ご挨拶。見栄も外聞も、私利私欲もまったく関係ない、竹を割ったかのように地良い、澄んだ川の流れのように清らかな芸術祭でした。

以下は、このプロジェクトを推進してきた高中祥太くん(16歳)の詩。カレンダーの裏側に掲載されています。

「世界のストリートチルドレンへ」

君がつらいときは
地球の裏からでも
辛さが消えることを祈ってる

君がもし泣いていたら
地球の裏からでも応援している

君がもし元気じゃなかったら
地球の裏からでも
元気になるように歌を贈る

辛いとき 悲しいとき 苦しいとき
そんな時があるとしたら
ぼくがそばにいる

なぜならぼくは君の“友達”だから

君は決してひとりぼっちじゃない
地球の裏からでも
ぼくたちが応援している

どの絵も素晴らしいアート作品。どれも10代の親のない子供たちが描いたものばかり。来年のカレンダー、そろそろお探しの皆さん。『ストリートチルドレン芸術祭2008年カレンダー』、書店でも販売するそうです。ぜひ、皆さんも路上で暮らす子供たちを1000円で支援してみませんか?
HPでもゲット可能です。
http://children-smile.com/

» Tags:チャリティ, カレンダー, ストリートチルドレン,

by 北澤杏里|2007-11-05 18:06

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