さすが日本三大名瀑のひとつに数えられる(地域によっては外されるらしいが)だけあって、迫力がある。今日はただ下から見に来たのではなく、迫る山の斜面をこじ開けるように流れ落ちる滝の正体を目の当たりにしてきたので、感激もひとしお。
あまりに観光地化され過ぎているのもたまに来るには楽しい。といっても今日はあまり人もいないので、気ままに写真を撮ったり歩いたりできた。でもトンネルには入らず。また新緑の良い時期になったら300円払って上の展望台まで行ってみようと思う。というわけでシーズン前の袋田の滝(トンネル前まで)の光景をたっぷりご覧ください。
身体も冷えてきたことだし、いよいよ今日のメーンイヴェント(あれっ?)、月居の湯(正式には「月居温泉滝見の湯」)に向かう。ここは、子供の頃に家族やいとこ達と何度か来ており、どこにある温泉なのかは忘れていたけど、思い出として記憶に残っていた。
温泉のすぐ脇の坂道をいとこが駆け上がっていくのを見ていた覚えがある。あの坂の上には何があるんだろう?ずっと気になっていた。ぼくはそういうことばかり気になるのだ。大きくなってあらためて来てみて、ああここだったのかあ、と得心したのだった(ちなみに坂を越えるとゴルフ場があるのだった)。
こじんまりとして広くはないものの、地元の人たちの手で整備・運営されていて、飾り気の無い佇まいが魅力。露天風呂もあり、湯はとろみがあって肌に良さそう。水虫・腰痛にも良いときいちゃ入らないわけにはいかないのだった。ついでに肩こりも何とかしたいものだ(オヤジだなあ全くもう)。入浴料は350円とお安い。
じっくり温まって風呂から上がって、さあ何か食べようかと食堂に向かうと、途中の廊下に鳥かごが3つ並んでいて中でインコが2羽ずつ飼われている。その前でおそらく地元の人だろう、グラサンをかけたおっちゃんが何やら鳥たちにちょっかいを出している。
「これしゃべんだよなこれ」とでかい声で話しかけてくる。どうやらおっちゃんはインコ達にしゃべらせたいようだ。しかしピッピッと鳴くだけで「コンニチワ」と言ったりはしない。おっちゃんはしばらく粘っていたが、やがて何処かへ行ってしまった。
近くに転がっていた菜っぱの茎を近づけると、鮮やかなブルーのインコがつつきにかごに取り付いてくる。そのうちに隣りのかごの黄色いインコがつつき出して、片方のインコがもう片方を威嚇したりして、面白い。左端のはくすんだ色をしていて、動きも何だか緩慢だ。さっきのおっちゃんがやって来て「しゃべんねえなあこいつらダメだなあおかしいなしゃべんだよなあこれ」とでかい声で喋り、また去っていった。
食堂へ行ってみたが、結構値段が高い。それでも腹も減っているしまあいいやたまには…と納得し注文しようとするが、「もう終了。」と言われてしまった。残念。
近くの諏訪神社に参拝した後、帰途についた。
↑お父さんお帰り!…ねえねえ、お母さんが倒れたよ…はいクリック!
Trackback(0) Comments(2) by 雨|2008-03-13 00:12
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)