「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

福島最北端茂庭地区の滝１

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熊への懸念はまだ続く。
　
今日は福島最北端にあります摺上川ダムのほとり、茂庭地区にやってまいりました！（山の向こうは宮城県）

　
早朝から、ダムに続く橋の上には熊のものらしき糞と、おサルさんが登場してくださいましたー。やあ、まさに自然って感じですねえ。

　
　
熊のものらしき糞て…
　
えー、今日は茂庭地区にあります「西滝」と「蓮華滝」にアタックしたいと思いまーす。
えーネットで下調べしたところどうやら茂庭には熊が出没するようで、えー実際に来てみましたところ、結構「熊出没注意」の看板が出てますねえ。
　
熊て…熊て…熊こわいっ！熊こわいぼくっっっ！！
　
というわけで、地元の方３、４人に熊どうよ？とうかがってみたところ、結構半笑いで「え？熊？」と返され、結構大丈夫なんだな。ということがわかった。早朝なんかに結構遭遇したなんてなことがあったみたいだが、熊は夜行性だから結構、日中なら結構熊なんて見かけないんじゃない？結構。とのことであった。
そうか。とんだ取り越し苦労だったよ。やはり地元の方は肝が据わっているなあ。これならきっと山に入っても何事も無く戻ってこられるに違いない。そう思った。
　　
　
しかし勿論、何事も無く。なんてことにはならなかった。
　　
　　
なんてなことにもならなかった。
　
結論から言えば、まあ熊にも遭わず無事に滝見てきたんすけどね。まあ幕滝から一変、こちらは晩秋の静けさ漂う素晴らしい山間の村。とにかく囲む山の樹々よ！「えっ紅葉？今朝食ってきたからなあ」って感じだ。まさに紅葉のデフレーション！

紅葉

紅葉！

紅葉！！


　
　
というわけで、布入川の支流にかかる「西滝」をご紹介しようと思う。
　
摺上川ダムに一番近い信号の交差点を山に向かって入っていく。道は細いけれど全面舗装なので楽ちんだ。2キロほど道なりに上がっていくと西滝不動尊があるので、そこに車を停める。
付近に「←西滝」と書かれた看板があり、そこから下って谷底まで下りてしまう。後は沢沿いに進むと向かって左手に小さな滝、右手に堰が見える。右手の堰を巻いて上に出れば、目の前に、いささか唐突なほどに滝が見えてくるだろう。いやあ、その眺めといったら！


　　
素晴らしいでしょう。
　


　
葉は結構落ちてしまっていたけど、それでもところどころに鮮やかな紅葉が残り、味のある風景を演出してくれていた。落差は15メートルもないくらいだが、滝口から一直線に落ちる滝身が何とも美しく、端正な滝である。
いま熊が出てきたとしても、この美しさの前にはきっと一緒になって観賞できるに違いない、と思った。と思いつつちりんちりん鳴らす。

　
　　
西滝不動尊から西滝まで、歩いて15分くらい。堰を上がってからは殆ど沢の中に足を突っ込むことになるので、長靴か何かを用意したほうが良いです。
上方に道路が見えるので、ロープか何か用意すれば5分くらいで滝まで降りられるのかも（いや、ちょっと無茶か？）。それだけ道路に近いからか、タイヤが落っこちていた。滝が美しいだけにちょっと興醒めだよ。何やってんだ、人間。

　
　
というわけで無事熊にも遭わず、気を大きくしたぼくは次はひとつ南の沢へ、蓮華滝を見に行きます。もう俺に怖いものなどない。ちりんちりん。
　　
　　
　　

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amazon.jpのMP3ダウンロードサーヴィスが始まったが、どうせJ-POPとかだろ？ハマザキとかオフクロとかアーカーベーとかだろ？と思ってたら、結局amazon.comのMP3サーヴィスと同期してるためにむしろジャズなんかの音源がドッサリある。1曲150円とか200円とかで買えるので、こりゃすげえやとMagnus Hjorthの「Plastic Moon」から「Shiny Stocking」を購入、これをダウンロードした。
[amazon]マグナス・ヨルト/プラスチック・ムーン
ヨーロッパのピアノ・トリオものって、オリジナルはひたすら叙情的なものばかりでちょっと飽きが来るものが多いのだけど、その中にぽっとスタンダードが入ってたりするのが意外とウマミだったりする。スタンダードだけにちょっと本音が出たり、ちょっと面白いことをやってやろうという演奏だったり、なかなか楽しめる。「Shiny Stocking」もカウント・ベイシー楽団が演奏したりして好きなスタンダード曲のひとつなんだけど、ここでマグナス・ヨルトは５拍子でやっていて、ゴキゲンだぜ。５拍子ってのが一番グイグイ来る気がするな。
Shiny StockingのMP3ダウンロードページ
　
他にヨーロッパのピアノトリオもの、スタンダード、５拍子。で思い出すものといえば、Soren Moller Trio/Let There Be Love Liveの「Easy To Love」。こちらも超ゴキゲンだぜ。ライヴ会場に一陣の涼やかなる風が吹いたような、ライヴの空気を切り取った印象的な曲。
Soren Moller Trio/Let Ther Be Love Live
　　

» Tags：滝, ５拍子,

Trackback(0) Comments(2) by 雨｜2010-11-29 21:09