命を授かってからの、十月十日(トツキトオカ)。
女性のカラダは命を育みながら、母となる準備をします。
カラダに導かれて、赤ちゃんを産んで、「お母さん」になります。
男性はたぶん、もうちょっと複雑。たくさん考えて、感じて、
アタマとココロで「お父さん」になる、のかなぁと思います。
妻の妊娠と出産という“事実”、子育てという“現実”の上に、
夢や理想を描くことが「お父さん」になるための、大切な作業なのかもしれない。
今回、パパたちの語る子育てを聞いて、そう感じました。
パパたちの言葉は、彩り豊かで、どこかロマンチックで、そして熱い。
日々“現実”とがっぷり四つの、私たちままとーんスタッフの耳には、とても新鮮に響きました。
そして、ふと浮かんできたギモン。
うちのパパは、どんな風に「お父さん」になったんだろう?
『イクメン』がスポットライトを浴びるようになったけれど、
ブームの先頭を走っているパパたちがまぶしくて、
逆に多くの「お父さん」は子育てを語りづらくなっているかもしれません。
でも、「お父さん」の言葉は、私たちの子育てにトキメキをくれるような気がします。
子育ては、未来育て。
恋だけじゃなくて、二人の子育てにも
「未来予想図」があれば素敵だと思うから。
パパ、あなたの子育てを聞きたいな。
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NPO法人ままとーん発行のフリーペーパー「ままとーん#しゃあぷ」の25号の特集扉ページに寄せたテキスト。
いま、スタッフがみんなで、つくば市のあちこちの施設や店舗にお願いして置かせていただいています。
見かけたら、ぜひ、手に取ってみてくださいね。
写真は6年まえの長女と夫。
彼にあててのラブレター、だったかも。
Trackback(0) Comments(0) by ひつじ|2011-02-19 00:12
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