節分でまいた豆が毎年余ってしまう。
最初のうちはパリポリ食べてるけど、だんだん胸焼けしてきます。
このまんまオリバーの餌にするのもなんかもったいない。
ふと思って、ノンタンに聞いてみた。
「ねー、この節分の豆さぁ、すり鉢ですったらどーなっかねぇ?」
「きなこになるでしょ」
「えっ、きなこって節分の豆からできるのけ?!」
へー、知らなかった。
こりゃびっくり、始めて明かされた真実。
ボクはてっきり「木の粉」で「きなこ」かと思っていたよ。
そういえば幼い頃、ばあちゃんに、砂糖を混ぜたきなこをご飯の上にたっぷりのせて、毎日食わされていた思い出がある。
たぶんまだ小学校に入る前だったか。
「そーなんだぁ、なるほどねぇ」と、
しばし感慨に耽った後、早速実践してみました。
豆の皮を剥いてすってみる。
するとたちまち香ばしい匂いが漂い始めた。
これだ、これ。これが昔、毎日食べていたきなこご飯。
ノンタンがきなこ餅(あべかわ餅)を作りました。
ついでに大福のあんこを混ぜたら抜群の和菓子になった。
粉にすると節分の豆とは全然違う味に変わるのがとても不思議。
挽きたてのきなこがこんなに美味だとはね。
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きなこ餅のようなマーくんのほっぺです。(ノンタン撮影)
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by 野澤真人|2008-02-06 23:11
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