夏真っ盛りですね。
ミンミンとセミが鳴いています。
もともと昆虫は苦手な私ですが、
今セミにはまっています。
(生物の生態が好きだからかなぁ…)
きっかけは抜け殻です。
うちのマンションのエントランスにお花が飾ってあって、
お花にセミの抜け殻が添えられているんです。
誰がやっているのかわかりませんが、思い返せば一年前もそうでした。
たまにセミ(もう生きていない)も飾ってあります。
これって風流?!
過去にセミの抜け殻だけで作られた人体のアート作品を見たことがあったので
なんとなくこれもおもしろいかなーと私は思ってました。
セミが鳴くようになって、家のベランダにやってくることが結構ありました。
幼虫として何年も土の中で生活して、地上に出たらすぐに死んでしまう。
なんだかすごいなと思って気になり始めて、
気がついたら夏休みの自由研究みたいにネットでいろいろ調べていました。
週末に旦那さんと近くの公園にセミの抜け殻を見に行きました。
木々も多く、1周り1時間くらいかかるのでセミも大量です。
軽く抜け殻を集めて12個も収穫?できました。
セミのオスとメスは抜け殻でも判別できるそうです。
おしりの先に縦線が入っているのがメス、ないのがオスだそうです。
(ちなみにメスにある縦線は産卵管です)
集めた抜け殻はみんなオスでした!
抜け殻はよく見ると毛も生えていて、ストロー上の口や触覚もすごいです。
目の部分も膜として残っているのは不思議でなりません。
【わかったこと 1】
・抜け殻は木の枝の先や幹についている
・セミが鳴いている木には抜け殻が多い(地中に幼虫がいっぱい?)
・根を張っている大きな木は特に抜け殻が多い
・木の根のそばに空いている穴からセミの幼虫はでてきたらしい
・木の根あたりが穴だらけだとその木にはセミも多いよう
人間がセミと同じように、ある時期がきたら抜け殻から生まれ変わる…
ちょっと星新一のショートショートっぽいかな。
セミの羽化を目撃したことにのない私でしたが、
その日の帰り道、自宅マンションの敷地内でセミ4匹の羽化を同時目撃!
正確には殻から出た直後ですが、生まれたての緑の体を乾かし中でした。
セミが殻につかまってぶらーんと風に揺れていて、しばらく見入ってしまいました。
おかげでいっぱい蚊に刺されました。
【わかったこと 2】
・夕暮れ時にセミの幼虫は土からでてくる
・羽化する場所が決まったら、出てくるのは意外と早いよう(30分くらい?)
・殻から出たばかりの体は白っぽくて、全体的にきれいな薄い緑色
細い枝の先で羽化すると、セミの重さで枝がしなっています。
外敵に狙われやすくないのかなーと思うのですが
早く羽を乾かすのにちょうどいいのでしょうか?
昨日も同じ場所に行ったら2匹が羽化。
今まで気がつかなかっただけで毎日繰り返されていたんですね。
たぶん今日も観察に行きます!
セミの羽化の様子はwikipediaで見ることができます。
私はこの映像はかわいいと思います。
〈8/1追加〉
セミ羽化中の撮影に成功しました☆
Trackback(0) Comments(4) by マリサ|2013-07-30 16:04
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