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[どうぶつごろごろ] 記事数:161

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泣くなんてもったいないぞ、

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カナダから元同僚が帰国した。
カナダに行っている間、頑張っている彼女に
メールでナマケモノの写真を送ったらとてもウケた。
こんなに顔がサトイモに似ていていいのでしょうか?




先週、新人の女の子が仕事がつらいと私のところにきた。
話しているうちに彼女の目から涙がポロリとこぼれた。
その日は少しでも彼女の気持ちが楽になるように
同僚と1時間ちょっと話を聞いた。
帰りの電車に乗ったのは深夜12時過ぎ。
でも彼女が最後は笑顔を見せてくれたから全く苦ではなかった。
後日、炊飯器で作ったホットケーキを持ってきたから
食べにおいでとメールを送ったら、
休憩中にやってきて、おいしいと笑顔を見せてくれてよかった。
悩みなんてすぐに解決なんかしないけど、
私のちょっとした行動が、誰かのちょっとした笑顔につながるなら
私の喜びにもつながっていく。そう思う。

12月はいろいろやることがあって、日々疲れきっていて、
私は「一日一ボケ」を律儀に守らなくていいのに守っている。
本当は「所沢キャンパスの**さん」と言いたかったのに、
「所沢さん」と言って爆笑された(簡略化しすぎ)。
そして「××さんから電話…」と言いたかったのに、
「××さんの電車、」と言ってしまい、
車掌姿の××さんが浮かぶ始末。ああ、アルツ。

貴重な休日は仕事の制作に時間を費やすべきなのに、
わかっているのに、本棚の整理なんかをしてしまった。
整理していたらでてきたものが院生時代の研究資料ファイルと
2005年の手帳。どちらもページをめくってみてなんだか
想いが沸き出した。

自分で言うのは変だけど、本当に院生の頃すごく頑張っていたのがわかった。
制作のラフスケッチ、研究調査、アンケート資料、作品のコンセプト…、
いろいろ模索して、体当たりして。今となってはゴミのような紙なのに
捨てられなかった。このときの熱意を忘れてはいけない気がして。
2005年の手帳はつらい気持ちが綴られていた。
そのつらさをバネに私は大学院の受験を目指したのだけど。
手帳に書いてある出来事はなんとなく覚えている。
けどそのときのリアルな気持ちは「え?そうだったの?」って感じで。
自分のことなのに案外忘れていた。

友達のお兄さんに悩みを相談したときに言われた言葉が
書き留められていた。
泣くなんてもったいないぞ、
ありきたりな言葉なのにそのときの私を救ってくれたんだなと思って。
今読んでもなんだか救われた。

こういう経験があるから、私もそういう年上でありたいと思う。
けども、「甘える年上がいるなんて羨ましいよぅー」
そう正直に言っちゃう年上です。
精神面では数年前も今もそう変わらない。
ただほんの少し強く、流せるようになったというだけで。



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» Tags:ナマケモノ, 写真, , ボケ, 院生, 手帳,

Trackback(0) Comments(4) by マリサ|2009-12-15 00:12

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