「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

「ねこら！2017」にでてくる山科のはなし。

ツイート

「ねこら！2017」が、幕を開けました。
超シンプルなお話ですが
内容は、深刻な犬猫の殺処分問題に触れています。
殺しちゃいけないんだ、命は大事なんだ、
という月並みで、大事なことを
どうやって説教臭くならないように伝えるか・・・・・
いろい考えながら書きました。

台本を書く上では、本を読んだり、他人に話を聞いたり、
いろいろな取材をしますが
今回足を運んだのは
横須賀にある「ペットと入れる老人ホーム」山科でした。

ペットと一緒に入れるなんて、とてもいいことだと思うのですが
実際にはたぶん、「日本で唯一」、だそうです。
犬棟と猫棟にわかれていて、
みんな、穏やかに暮らしています。
施設から移住した老犬老猫もいるそうです。
保護されても、赤ちゃんなら貰い手は多少います。
でも、老犬老猫はなかなか里親が見つかりません。
老人ホームでは、若くて活発な犬猫よりも老犬老猫がふさわしいそうで
立派な「居場所」になったのです。

実は、今日の初日公演を見に来てくださった
朝日系のｗｅｂサイト「Ｓｈｉｐｐｏ」の記者の方も、
ここを取材なさったそうで
劇中に話が出てきてびっくりしたとメールをいただきました。
記者さんが、この老人ホームを日本動物愛護協会に紹介し、
山科は大賞だか、奨励賞だかを、受賞したのだそうです。
記者さんから教えていただいたページには、
千葉のペットショップが生体販売をやめて譲渡事業にシフトしたことや
http://sippolife.jp/article/2017050800001.html
保護猫の行方についての記事
http://sippolife.jp/article/2017050900001.html
なども載っています。

一日も早く、理不尽な動物の死をなくしたい。
「殺処分」なんていう手段はなくなってほしい。

この芝居も、その一助になれば嬉しいです。
明日は公演２日目。
ニャーゴチームの初日です。
個性派ぞろいです。
よかったらぜひ、観にいらしてください！！！！！

ポチッとお願いします

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ｜2017-05-12 02:02