ブログを書く間もなく、あっという間に折り返しすぎて、残すはあと3ステ。
お客様からは幸い良い感想を頂いていますが、
そんなときこそ、気を緩めないように、と言い聞かせます。
私は褒められるはじから失敗するという傾向があるんです。
下北沢にくることも最近は減っていましたが、
数ヶ月こないだけで、店も道もずいぶん変わります。
新しい店をみても、前に何があったか思い出せないと、
日常というものの儚さを感じます。
逆に、芝居で、薄れていたご縁が復活!
という喜びもあります。
青年座にいた頃に、東水労の方がたが
観劇に来てくださっていました。
私が退団した後も、何回か足を運んでくださっていて
こんな劇団の戦力になれなかったダメ女優の芝居を
見に来てくださるなんて、有り難いことだなあと感じていました。
しかし、さすがに、退団して15年以上たつ今は
ご縁がなくなっていました。
ところが・・・・!
今日の終演後、ロビーに懐かしいお客様が。
東水労のSさんではないですか!!
なぜ久々に・・・・?
きいてびっくり。
私の夫の叔父と、同僚だというのです。
そういえば、夫の叔父は水道局に務めているといっていました。
先日、わが家の赤ん坊をみに、埼玉から遊びに来たばかり。
それが、S氏とたまたま芝居の話になったそうで
「鯨エマってしってる?」みたいな話から、
今日、一緒に見に来たというのです。
でもって、叔父は早々に帰ってしまっていたので会えませんでしたが
世間はせまいな・・・という一幕でした。
初日には、同級生のお母さんが「たまたま友達に誘われて」フラリ寄ったら
「エマちゃんが出ていた」というし、
いつ、どこで、だれと再会するかわからないものですね。
演劇がくれるご縁は、
共に創作するキャストとスタッフだけではなく
お客様とのご縁もあります。
それはそれは、限りなく広いご縁です。
あと2日で公演は終わりますが
ご縁を感じるだけで、やけに濃い2日間になりそうです。
Trackback(0) Comments(1) by 鯨エマ|2016-10-22 02:02
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