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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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旬の野菜を食べる

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三里塚から野菜を取り寄せるようになって
早くも1年以上が経ちます。
届くのが土曜日。
葉物は早く使わないと、すぐにしなびてしまうので
土日は葉物ばかりをせっせと食べます。

新鮮な野菜がどうやってしなびていくのか
私はわかっていませんでした。
野菜は、水分が抜けて、しなびていくんですね。
近所の八百屋やスーパーで買う野菜は
古くなるとぬるぬるしてくる・・・あれは、農薬だったんだな。

そんな初歩的なことから学習です。

野菜のつまった段ボールには、
次にどんな野菜を送るか、その予告や、
そろそろこの野菜は終わりですと言ったような
野菜情報がはさんであります。
それによると、どうやらこれからレタスの収穫時期らしいのです。

え?いま?

てっきり春先だけかと思いましたが、
1年に2回収穫するのでしょうか。
とにかく、段ボールの中は採れたて、旬の野菜ばかりです。
ここの野菜を食べると、味が濃くて、
スーパーの野菜は物足りなくなってしまいます。

しかし、私もすっかり都会の生活に毒されているので
「旬」だとわかっていながら、
そればかりになると、調理に困ります。
特にこれからの時期は根菜類。
里いもが大量に入っていると
煮っ転がしと、ゴマ汚しだけでは消費しきれず、
ダンボールの中に最後まで残ってしまいます。

でも、本来は、これが自然なのよね・・・・

残ってしまった里芋やサツマイモを
ご飯と一緒に炊いて、米を節約しながら
自分の料理のレパートリーの乏しさに責任を感じる今日この頃です・・・

これからTPPの影響で
野菜は安くなるでしょう。
そして、その影響で日本の農家、
特に無農薬など、本当に人間の体のことを考えている
農家の人が、苦しむことになるでしょう。
だから、というだけではなく、
いい食材を自分の目で選んで購入したい。
だれがつくっているのか、その過程もわかったうえで調理したい。
私たちは野菜をつくっている人を想像することで
もっと美味しく食べることができると思うのです。

近日、いつも食べている野菜の農家を見学に行こうと考えています。
子どもの頃、初めて自分で収穫した野菜は蕪大根でした。
あの美味しさは、忘れられません。
農地を見ることで、もっと食べ物が愛おしく感じられるだろうと
思います。

段ボールに残った根菜を眺めつつ・・・・
みなさま、今日もいい食事を!

Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2015-10-20 08:08

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