かんじゅく座のパクリのようですが、
横浜に未熟座というのができました。
一応、期間限定劇団ですが、
元気な熟女14人があつまって、ほんとうにうまく役割分担しながら
稽古を開始して、早くも3週間。
今日は本読みでした。
稽古の一つ一つに、私の方も初心に帰らされることが多く
あっという間の2時間です。
2時間ではとてもたりなくて、
毎週延長状態ですが、みなさんよく、頑張っています。
こうしてたびたび、新しいところで教えたり、
演出したりする機会をいただくたびに
かんじゅく座の座員は、本当に大変だっただろうなと思います。
いまでこそ、年齢のギャップも、稽古中のもめ事も
たいした問題ではなくなりましたが、
旗揚げ当初は、劇団員の言動を、いちいち気にして
余計なエネルギーを使っていました。
なぜこうも、うまくいかないのか、まとまらないのかと
頼りにしている演劇界の先輩に相談に行ったりしていました。
でも、
なれない私の運営に、一番困っていたのは座員たちだと思います。
もちろん、座員たちも
創作以外の問題、たとえば人間関係やプライドとの闘いなどなど
余計な煩わしさに心を乱すことがあったでしょう。
すべてが、本当にすべてが、初めてだったから!!
いまは、かんじゅく座の9年を経験したうえでの
みじゅく座が、新鮮に感じます。
そして、これから問題に直面することも
必ずあるだろうなという、ゆるい覚悟も感じています。
経験を糧に、経験に頼りすぎず
みじゅく座が初舞台を踏む日まで、しっかりサポートしたいと思います。
そして、そのときはかんじゅく座にも紹介したいものです・・・。
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2015-07-21 01:01
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