今年も原発を1基も動かさない状態で
猛暑が過ぎ去りました。
数年間続いていますが「できるじゃないか」という気持ちと同時に
これからのエネルギーをどうするのかを同時に考えています。
猛暑の陰で、一生懸命節電を頑張っていた人もいるでしょうし、
まったく考えずに、垂れ流しで使っていた人もいるでしょう。
でも、電気を使って生活する以上は
いまは、一人一人がこれからどうやって、自分の生活に使うエネルギーを
確保してゆけばいいのか、考えるいい機会でもあると思います。
原発は、人の命を死に至らしめる、最悪なエネルギーです。
原発を推進するということは、人を殺す政策を推し進めるのと同じことなのです。
私がこれまで話し合ってきた方々の中で、
原発に賛成派の人は、そろって
「経済優先」といいますが、
人間あっての経済、つまり命あっての経済。
それは、自分の命だけではありません。
原発を動かしているということは、
そこで働く人々、
万が一の事故が起きた場合には
たくさんの命を無差別に死においやります。
埼玉県で、
原発の是非を問うための県民投票を実現しようという
署名運動が始まりました。
こういうことを、まずするべきなのは、
一番電力を使っている東京だと思うですが、
こうやって埼玉県の市民団体が動きだし、
スコットランドの住民投票、沖縄の問題など、様々なニュースをきくと
私たち東京の人間も、もっと意識を高め、
自分たちの便利で自由な生活を
今後、どのような形で維持したいのか、壊したいのか、進化させたいのか
考える時が来たのだなと思います。
世界各地の熱い市民運動とは裏腹に
まだまだ無関心層の多い東京。
でも無関心層には「完全無関心」と「半分無関心」がいます。
住民投票は、「半分無関心」を「関心ある層」へ
「完全無関心」を「半分無関心」へ、背中を押す、機会になるでしょう。
便利な生活を送ることが、誰かを傷つけているのだから、
早く気づきましょうよ。
Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2014-09-21 10:10
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