今年のかんじゅく座、しめくくりとして「ラムプの夜」を稽古場発表しました。
2チームに分かれて、自分たちで相談しながら作ってもらいました。
稽古のたびに、少しずつ発表し合って
修正を重ねながら約1か月半。
衣裳や、小道具、挿入曲なども考え、
新美南吉の「ラムプの夜」というシンプルな作品が
少し、深まったのではないかと思います。
この芝居には、姉妹が出てきます。
この姉妹が正反対の性格なのですが
最後に、同じ方向を向いて落ち着くところが
とてもかわいらしいお話なんです。
たぶん、中学生くらいであろう、この姉妹の役を
60代、70代が演じるわけですが、
不思議と違和感がない・・・・
そりゃ、人によっては違和感を感じるかもしれませんが
舞台なら、これもありだなと思わせる、不思議な説得力がありました。
今回やってみて、強く感じたのは
人それぞれ、演技の方法論は違うんだなということ、
そして
やはり、役に近づくのは、惜しみない努力が必要なんだなということです。
一生懸命演じる姿は、素人でも、気持ちの良いものでした。
今年の稽古、残すはあと1回です。
最後は朗読チームの発表です。
もうひと踏ん張り!
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2013-12-22 02:02
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